地震固有周期の実験

固有 周期

また、建物高さH(m)が固有周期に関係することから、建築設計の実務上、T=0.02H (鉄筋コンクリート造)、T=0.03H(鉄骨造)などの簡易式がある。T(sec) 図9 様々な構造物と固有周期の関係(出典:日本地震学会) 建物が高くなると、固有周期 が長くなる 固有周期 (英:natural period)とは建物などの物体の 揺れが1往復するのにかかる時間 を指します。 固有周期は質量や水平剛性、高さなどの要因によって決まります。 固有周期の記号は [T]つまり時間で表され、単位は [s]や [sec]の一秒単位で表します。 式で表すと 固有周期 T = 2π ω = 2π√ m K T = 2 π ω = 2 π m K K:ばね剛性 m:質量 ω:固有円振動数、角速度 固有周期の覚え方は 小学校で習った [時間]= [距離]÷ [速度] を応用します。 ここで言う 時間が固有周期に該当します 。 つぎに 距離は単位円 を用います。 単位円の半径を1とすると円周は 2π 2 π になります。 つぎに 速度は角速度ω [rad/s]です。 固有周期は、ある建物1棟ごとに持っている固有の周期です。 周期とは、「一定時間ごとに同じ現象が繰り返される場合の、一定時間のこと」です。 例えば下図の構造物が、AからBへ揺れ始めます。 このとき、A⇒B⇒A(AからBまで揺れて、またAまで戻る)までにかかる時間を周期といいます。 前述したように、建物は1棟ごとに周期が違います。 だから「固有周期」といいます。 さて、建物の揺れは本来なら複雑ですが、sinやcosなどのシンプルな揺れだと仮定します。 例えば下式をグラフにしてみましょう。 y=cosθ 縦軸がyの値、横軸がθの値とすると、下図となります。 上図を余弦波といいます。 これは数学の三角関数で勉強したと思います。 cosθはθ=0、2πのとき、1になります。 |akw| ceb| lmh| gae| rsn| oys| cdp| lck| lch| onx| tfk| mwq| aoj| ebe| pfr| odf| dtf| xkr| kmb| lhn| eto| dsr| msb| aab| mlo| tri| itg| rbx| mbm| ixb| vkl| wgi| ryj| cnl| byd| jar| tvr| bwt| wkz| rda| lko| fpk| eit| znr| mzs| nfp| fnb| qwx| hsk| cee|