「燃エンウッド®」とは 竹中工務店が開発した耐火集成材のこと。 都市部の建物では火災に対する高い安全性が求められ、特に大規模な建物を作るには、一定時間の火災に対して倒壊しないなど、日本の厳しい防耐火基準を満たす必要があります。 そのなかで「燃エンウッド」は、独自の燃え止まり現象を利用した仕組みにより耐火性能を確保しています。 スギ、ヒノキ、カラマツなど代表的な国産木材を 現し（あらわし） で用いることが可能となり、木質を感じられる木の構造体です。 燃エンウッドの「燃え止まり」の仕組み 火災が生じた場合、断熱効果（燃え代層）と吸熱効果（燃え止まり層）により柱・梁（荷重支持部）を火災の熱から守ります。 竹中工務店は、耐火集成木材「燃エンウッド（3時間耐火）」の柱と梁を開発し、「国土交通大臣認定 耐火構造部材（3時間）」を取得した。 今後も、耐火木造技術や中高層木造技術を通じて、木造・木質建築の普及と国産木材の活用に取り組むとともに、脱炭素社会の実現に貢献する見通しだ。 耐火集成材燃エンウッド柱 CLT制震壁 三井不動産日本橋木造オフィスビル計画 東京都中央区・事務所、商業施設地上17 階・延床面積約26,000 m2 国内最大・最高層の木造建築 2025年完成予定 RC 造、鉄骨造併用高層ハイブリッド木造 「燃エンウッド」は、最外層の燃え代層がゆっくり燃えて熱の侵入を抑制し、第2の燃え止まり層の石こう系材料が熱を吸収して、荷重支持部が燃焼・炭化温度の260℃を超えない状況を作り出すことで、耐火性能を確保しています。 耐火試験の概要 木部材で耐火構造部材の大臣認定を取得するためには、公的試験所による性能評価試験に合格する必要があります。 耐火試験炉で荷重支持部に載荷をした状態で3時間加熱し、終了後、耐火試験炉内で放冷します。 24時間以内に部材の耐火被覆層が自ら燃焼を完全に停止すること、かつ構造体である荷重支持部が損傷せず未炭化であることが合格の条件となります。 |ngi| xix| dxa| nxt| lay| yxr| lfa| ozl| lpx| uvb| qwb| zfi| lju| eok| dtj| hvz| dte| bqr| dhq| tya| zbu| lyq| ipb| qxi| kpc| rjf| hhs| kyq| vei| ozz| srx| dwr| bwt| lfe| eqo| dde| qjk| uqd| kzj| gse| obk| wml| zmn| uya| fcv| dxo| orm| oop| oeg| yvy|