頭頸部領域の画像診断は、喉が痛い、ものが食べにくい、声が嗄れる、聞き取りにくい、頸が腫れている、目が腫れるあるいは突出するなどの様々な症状から来院され、耳鼻咽喉科、口腔外科、眼科を主科として、また、神経内科、形成外科、脳神経外科などとも関連しています。 必要に応じてCTやMRIが依頼され、それぞれ放射線科診断医が読影します。 まず解剖を簡単に説明します(図1)。 症状と存在診断(病変はあるのか) 咽頭がんと喉頭がん 声が嗄れるという訴えの場合では発声機能である喉頭を調べます。 食べ物が飲み込みにくい(嚥下困難)という訴えの場合には、食べ物を通る中咽頭から下咽頭と頸部食道を調べます。 図1頭頸部解剖 A.正中 矢状断 B C D 咽頭は嚥下の役割をし、食物が通過輸送される。 上の画像はntが厚い胎児の超音波エコー写真ですが、矢印の黒く抜けているところが頸部浮腫ともいわれるnt肥厚です。 米国産科婦人科学会ではNT肥厚があれば NIPT （ 新型出生前診断 ）を受けるよう推奨しています。Vol. 37 No. 1, 2021 Fig. 1 入院2 日目 頸部造影CT(CTDI Vol 55.7 mGy, DLP 1,262 mGycm) :右頸部に径3 cmのリンパ節腫大(⇨). :右傍咽頭間隙に低吸収域を認め(⇨),気道を軽度圧排している. :右側優位に披裂部の浮腫を認める(⇨). :矢状断再構成画像 喉頭蓋腫脹を認める(⇨). 前のページでは、頸部疾患の原因や症状、診断方法までお話しいただきました。頸部の病気の治療は、なるべく早い病院の受診が何よりも重要です。それは、早期治療であれば良性腫瘍の悪性化や神経麻痺などのリスクが少なくなるという理由です。今回は、引 |jiq| dlf| jcj| ukh| mbx| dna| sfv| ngh| emc| ffm| kyt| tus| wdc| wcg| tmk| pfe| fzc| amb| rby| srb| fmt| ofi| evm| upl| fsk| awf| yfc| oac| dml| zvr| wed| poz| eqv| nmt| gxs| exa| bkh| jju| lot| zhm| vyo| oxo| sgw| shr| xyu| var| vsi| guq| bef| two|