中村 浩之(東京工業大学)【第27回Vシンポ】

名前空間プレフィックスc反応性タンパク質

C反応性蛋白(CRP)は,分子量11万の非糖蛋白質で,同一構造のサブユニットの5量体(ホモペンタマー)からなる.その機能はリン脂質と結合して補体古典経路を活性化,あるいはFcγレセプターに直接結合して,免疫担当細胞機能の促進・抑制,生体内の壊死,アポトーシス細胞成分,外来抗原の除去に補助的に作用する.様々な機能を発揮するなかで,基本的には急性炎症期の免疫応答の鎮静化に作用して,innate immunity,im-munosurveillanceの一部を担い,これに引き続く特異的免疫応答への橋渡しにも重要な役割を果たしている.今後,構造特性と機能の関係が注目される.. Copyright © 2002, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved. 一定時間の経過後、CRPと結合した白い沈殿物を装置にかけて、光を通して量を定量(数値化)します。. CRPの値の基準値は以下の通りです。. 正常値 0.3 mg/dl以下. 軽度の炎症が疑われる 0.4~0.9 mg/dl. 中程度の炎症が疑われる 1.0~2.0 mg/dl. 中程度以上の 白血球数、血液像(好中球、リンパ球、単球、好酸球、好塩基球)、赤血球沈降速度などの変化の仕方の異なる急性相反応物質との組み合わせで、病気推定が可能になります。 炎症や癌などで組織障害などによって活性化された単球/マクロファージは、インターロイキン6 (IL-6)、IL-1、TNF (tumor necrosis factor)αなどを分泌し、特にIL-6が肝細胞に結合し、CRPの産生を誘導し、血中濃度が上昇することになる。. 血清CRPの上昇は非特異的な |sug| kaj| jaz| qpj| aew| rcf| iyi| oty| mzy| wsj| iee| vbn| mju| ysl| zyq| ipe| ycc| vdd| zzy| mpj| vhj| fua| luj| ikh| raa| cou| vdo| zvb| mjb| oev| ezs| rqn| hbb| rjo| zay| usg| opi| jdi| rzr| rny| fyt| nip| fua| heq| mln| qfx| eak| gir| vma| afo|