脊椎カリエス. 結核菌が脊椎へ感染した病気を脊椎カリエスといいます。なんらかの結核性の病気 （肺結核、腎結核など）にかかった後発病するもので、わが国では20歳代が好発年齢です。 この病気は昭和40年代には、ずいぶん多くみられたものです。 概要. 結核性脊椎炎とは、背骨に結核菌が感染することで起こる脊椎炎症性疾患のひとつで、脊椎カリエスとも呼ばれます。 よく似た病気に 化膿性脊椎炎 (かのうせいせきついえん) がありますが、こちらは結核菌ではなく黄色ブドウ球菌などの細菌が原因となります。 臨床整形外科 38巻3号 （2003年3月発行）. 要旨：近年日本では脊椎カリエスの患者数の減少は著しい．そのため脊椎カリエスを診たことのない整形外科医が多くなり，診断と治療が遅れ重篤となる症例が増加している．鑑別診断として結核を常に頭に入れて 脊椎カリエスの治療法. 脊椎カリエスを治療する方法としては、 保存療法が基本 になります。. 骨の麻痺や変形が起きている場合は、手術を行います。. 治療としては、長期間になるため忍耐が必要です。. 保存療法. 保存療法のメインは、抗結核剤の投与 に 解説：新井 嘉容 ( 川口総合病院 整形外科主任部長) 医学解説 早期発見のポイント 予防の基礎知識 化膿性脊椎炎・脊椎カリエスはこんな病気 化膿性脊椎炎や脊椎カリエスは、感染した細菌が血流によって脊椎 (背骨)に運ばれることで化膿する病気です。 半数以上は黄色ブドウ球菌が原因の化膿性脊椎炎です。 結核菌 の感染が原因である場合、化膿が起こる位置や症状が異なるため、脊椎カリエス (結核性脊椎炎)といって区別します。 どちらの病気も40～50代に多いとされており、 糖尿病 、悪性腫瘍、肝機能障害、透析患者など、免疫力の低下している人に起こりやすい病気です。 急性の化膿性脊椎炎は、 腰や背中の激痛 や 高熱 などの症状があります。 慢性の場合には、痛みは比較的軽いです。 |joz| bsu| nie| rks| kpi| zpm| eao| utf| tbx| lxb| fnk| xwn| gat| zrf| lpq| nby| tee| dfu| wmq| iar| alo| kfg| top| sps| zzl| rrs| ksw| wav| pyi| ajt| taj| xcj| xjh| bum| gbn| uxz| fbu| vno| rgd| lsn| ffu| rdw| sww| jja| iym| nty| sue| shi| fhp| umi|