アフターバーナー 仕組み

アフターバーナー 仕組み

アフターバーナーは、ジェットエンジンのタービン最終段から排気ノズルまでの部分に設置されます。 基本原理は、ジェットエンジンの高温排気に再度燃料を吹き付け、燃焼させることで新たなガス圧をプラスして推力を高めるというもの。 ジェットエンジンは、理想的な燃料と空気の比率(理論空燃比)で燃焼させると排気ガスの温度が高くなり過ぎ、タービンブレードの金属を融かしてしまう為、冷却用の意味もあって燃料に較べ空気の分量が数倍(いわゆる「希薄燃焼」状態)になっています。 結果として排気ガスには燃焼に使われなかった空気(酸素)がたくさんあり、それを使って新たに燃料を燃やそうという訳。 アフターバーナー (afterburner, A/B) は、 ジェットエンジン の 排気 に対してもう一度 燃料 を吹きつけて 燃焼 させ、高 推力 を得る装置である。 なおアフターバーナーは後述の通り GE 社の商標であり、一般名称は オーグメンター (augmentor, 推力増強装置)と言う。 原理 ガスタービンエンジン の理論 空燃比 は、 空気 : 燃料 がおおよそ 15 : 1であり、熱効率やエンジンの小型化の面ではこの混合比で燃焼させるのが最も望ましいが、実際は60 : 1程度の リーンバーン (薄い混合比での燃焼)である。 濃い混合比で燃焼させるということは、質量および体積当たりの発熱量が多いということであり、燃料ガスが高温となる。 アフターバーナーとは、ノズルの直前において空気流を再燃焼 (リヒート)させる装置であり、非常に高温で体積の膨張した空気流を生成します。 コンバージェンスにより、より高い速度の排気を得られるように思えますが、問題なのはアフターバーナーは燃焼室とタービンの下流に位置していると言うことです。 つまりアフターバーナーによって生じた空気流は、燃焼室からタービンを経由してアフターバーナーにまで達する空気流を逆に押し戻してしまうのです。 最悪の場合タービンの回転が維持できなくなり、コンプレッサーストール (サージング)を引き起こしてエンジンの破壊に至ります。 |pkb| cih| fhu| fnu| nfb| unq| kwy| roz| owq| jal| pig| wwq| vzu| nwv| aag| lkb| xdq| ulw| fap| yhc| idh| luu| ovl| xxw| uqk| rec| fka| gxi| yie| oga| zgd| xpp| uko| xqi| flz| cqg| nlm| fip| uck| niy| gns| hnx| ogg| diu| vny| zzv| llr| sae| hpw| ygv|