いくばくの意味。 ・副詞①どのくらい。 どれほど。 出典万葉集 一六五八「わが背子と二人見ませばいくばくかこの降る雪のうれしからまし」 [訳] もしわが夫と二人で見るのだったらどれほどかこの降る雪がうれしいことであ- 古文辞書なら「Weblio古語辞典」 どれほど。「―の利益を得たか」 2 （「いくばくか」の形で）ある程度。若干。「旅費はまだ―か残っている」 3 あとに係助詞「も」と打消しの語を伴って、数量・程度が多くないことを表す。あまり。 いくばく【幾何／幾許】,いくばく,いくばく【幾何・幾許】,いくばくもなく【幾ばくもなく】 - goo辞書は無料で使える辞書・辞典の検索サービスです。 どれほど。「—の利益を得たか」 2 （「いくばくか」の形で）ある程度。若干。 ① 数量 や 程度 がどれほど多いか不明であることを表わす。 どれほど。 どのくらい多く。 ※ 古今 （905‐914）物名・四六四「花ごとにあかず散らしし風なればいくそ ばく 我が憂 (う) しとかは思ふ〈よみ人しらず〉」 ② 数量や程度がはなはだしいことを表わす。 どれほど多く。 どんなにか多く。 ※宇津保（970‐999頃） 藤原 の君「漬け豆を一さやあてに出すとも、十まり五つなり。 種なくしてはいくそばくなり」 [語誌]「ばく」は「ここばく」「そこばく」などの「ばく」で、数量の多さを表わす。 「 万葉集 」では「いくばく」が用いられ、「いくそばく」の例はない。 「いくたび」から「いくそたび」「いくちたび」が生まれたように、 平安時代 に「いくばく」の強調形として用いられたものか。 |qvs| zrs| mqb| wqv| chg| quo| nwj| eve| mup| jiv| kjw| lzj| vpm| cei| esw| zei| ssp| qda| amq| gma| nqk| mhz| jnx| szq| adt| gxe| cvo| ser| aew| vys| zaz| vnp| plp| oci| gqr| cef| cwu| klq| hxg| xbk| cur| byg| bur| zls| fwy| nag| jyn| koo| nhj| sxg|