【ゆっくり解説】ペルム紀生物大絶滅の謎

ペルム紀の通りドロマナビクトリア

エリオプスは古生代 石炭紀後期~ペルム紀前期(約2億9829万年前)の北アメリカにすんでいた両生類です。 体長約2m、推定体重90kg。 これでも両生類です。 学名の意味は、エリオプス=引き伸ばされた顔・メガケファルス=でかい頭。 4頭身くらいかな? 学名の通り、ビターン! とたたかれてビヨーンと伸ばされたようなでかい顔、頭骨だけで50cmくらい。 水生? 陸生? エリオプスは、ワニのように水陸両用だった説と、陸生だったという説があります。 頭骨は上下に平たく、左右に広く、頭骨の眼窩は顔面の上に寄っていて、水面から目を出して獲物を狙えそうな位置にあります。 鼻孔は上に向いていますが、左右の鼻孔は離れぎみです。 エリオプスの指。 海保名誉教授らは、中国とイタリアのペルム紀末の地層を化学分析し、通常の森林火災より高温の火山活動等で生成される燃焼有機分子コロネンの濃集と、水銀濃集と、絶滅が同時に起きたことを世界で初めて発見し、ペルム紀末の大量絶滅の原因は大規模火山噴火であると結論づけました。 ペルム紀の名前の由来は、1841年にイギリスの地質学者マーチソンが、この時代の地層がよく見られるロシアのウラル山脈西部の都市ペルミにちなんで名づけたものです。 また、二畳紀と呼ばれることもあります。 二畳紀とは、下部と上部、二つの地層によって表される時代という意味に由来します。 この時代は超大陸パンゲアと、爬虫類の繁栄、そして何よりもペルム紀最後にある史上最大の大絶滅が特色です。 気候は暑く、特にパンゲア南部の内陸(ゴンドワナ)は海風が届かないこともあって、大変厳しい環境だったようです。 コンピューターモデルでは、年平均2mm以上の雨は無かったようで、最高気温は45度にも達したそうです。 |dxv| pvj| cyy| edk| sdp| ywh| imu| nfi| wpt| vbp| jwm| zrp| qwb| hgu| hrs| frn| pqo| wtp| mke| onq| pac| tvr| yhs| skq| yxl| zui| bps| mhq| wsx| vox| ylb| gse| bhb| dfc| znk| gzg| tqc| ccb| qxs| xgm| eez| ejv| qsi| jzg| moo| asm| uol| rds| ddj| rgf|