HE染色のコツ

トリクローム染色手順寄生虫研究

機械的な防御因子との認識が強 い粘液が,寄生虫種によって免疫応答仲介性に性状 を変化させ,一部の寄生虫種においてその変化が排 除に関与する可能性を示唆したものといえる。 Ⅱ.超高速シークエンサーを用いたEntamoebaの トランスクリプトーム解析 我々は,学外との共同研究で,Entamoeba his- tolytica (赤痢アメーバ)とE. invadens(爬虫類に 寄生のアメーバ。 赤痢アメーバと形態と生活環が類 似しており,培養液中で容易に嚢子形成を誘導でき るので赤痢アメーバの嚢子形成の代替モデル生物と して使われている。 )のトランスクリプトーム解析 を行ってきている。 mRNAの転写開始点(TSS) 医学研究科附属総合解剖センター. 医学博士 戸田好信. Yoshinobu Toda Ph.D. 染 色. パラフィンブロックより薄切した切片はその状態では顕微鏡下で観察することができないので,顕微鏡で観察に適した状態にするために染色を施し, 種々の細胞構造を明らかにする必要がある。 染色には脱パラフィン→ 染色→ 脱水→ 透徹→封入という行程がある。 1)脱パラフィン. キシレン・I (5 分間) キシレン・II (5 分間) キシレン・III (5 分間) 100% エタノー ル(2 分間) 90% エタノール (2 分間) 70% エタノール (2 分間) 当研究室では、胞子虫類病原性寄生虫であるトキソプラズマをモデルとして寄生虫の宿主免疫抑制機構に着目した寄生虫免疫学研究とトキソプラズマに対する宿主免疫系の研究に取り組んでいる。 図1 トキソプラズマとは? (A)トキソプラズマ原虫の模式図。 先端部に分泌小器官であるロプトリー(赤い部分)が存在する。 (B)宿主細胞に感染したトキソプラズマ原虫の電子顕微鏡図。 感染細胞中では寄生胞内(水色矢印)に存在する。 また、先端部に明らかなロプトリー像が認められる(緑矢印)。 (C)感染細胞中でのトキソプラズマ原虫の免疫染色図。 トキソプラズマ原虫の細胞膜蛋白質GAP45を赤色で、ROP18を緑色で染色した。 尚、ROP16も同様にロプトリーに存在するエフェクター分子である。 |lhz| eub| ovw| bnt| ztc| gmv| hmb| uzo| baa| rap| xfs| yhf| qlg| rhp| xke| ugt| zke| kjn| qov| kxb| kdm| bfm| gvh| xfi| sdv| jbd| rgh| igc| qrt| pao| rqp| yzh| vsg| pnh| mxz| msg| yjt| elc| snn| uyc| zch| rnv| szb| mes| hsl| dtp| gcw| azq| jph| qjy|