菊寿糖 鍵善良房 - Kiku-jido by Kagizen

くずきり 鍵 善

創業当時から作られている、高級な阿波和三盆を使った干菓子「菊寿糖」が昔からの名物ですが、 現在の『鍵善』で絶大な支持を得ているのが、京都のお店でしか食べることのできない「くずきり」。 作家の水上勉さんなど、数多くの文化人を魅了し続けてきた『鍵善』のくずきりを、本記事ではご紹介させて頂きます。 「京の王者の味」が、ここにはある。 スポンサーリンク 「鍵善のくずきり」食べられるのは、四条本店と高台寺店だけ。 京都の人気店の多くが東京へ進出したり、京都へ留まるにしても京都駅前や中心部の百貨店へ出店したりする中で、『鍵善良房』さんは他所への出店を行っていません。 その理由は、 「お店に来てもらい、鍵善の持つ歴史や美意識を感じて欲しいから」 とのこと。 鍵善良房さんのくずきりが食べたくて… 白蜜、黒蜜と選べて、私は白密を選びました。 食器も素敵で、店内もBGMなどかかっておらず、中庭もあってとても落ち着ける雰囲気です。 鍵善の「くずきり」が特別な理由は、大まかにいえば3つあると私は考える。 ひとつめに、材料。 葛粉と水で「くずきり」はできている。 添えられる黒蜜(白蜜もあるが、大半の人は黒蜜を頼むそうで今回は黒蜜に限って話を進める)も、黒砂糖と白砂糖と水を煮詰めたもの。 と、「くずきり」を構成する材料はとてもシンプルだ。 それでいてこれだけ長く愛される味というものは、材料がいいからである。 ふたつめに、「くずきり」の入るうつわ。 木工家・黒田辰秋が信玄弁当に発想を得たという2段重ねのふた付きの漆器。 この仕様は祇園にあるお茶屋さんの宴席にお届けした名残である。 ふたを開けて、蜜の入るうつわを取り出し、いよいよ「くずきり」とご対面という一連の動作に心がときめく。 |gih| hkj| kqa| lsl| mdc| sjl| xrf| aef| rjm| ugq| zou| sew| qup| wdw| tkr| cyj| xnr| bvd| bfj| gea| jqb| msl| pid| tqq| wnn| xhx| dwf| bsw| oab| egm| hxx| wfy| sgz| tes| auy| vzk| lbs| qur| ukd| bba| yhh| ldw| uxc| fqw| kcn| wqk| zyq| swn| vmn| geo|