7月3日放送 驚きの生コン工場①

自己 治癒 コンクリート

自己治癒コンクリート、自己修復コンクリートという言葉をよく耳にするようになった。 例えば、前者は北海道苫小牧市の會澤高圧コンクリート、後者は日本大学工学部のパリーク・サンジェイ准教授が実用化を目指している。 現在どんな状況にあるのか、開発の最前線を訪ねた。 実用化した自己治癒手法は、オランダのデルフト工科大学のヘンドリック・ヨンカース准教授が率いる研究チームが考案した。 アルカリ耐性を持つバクテリアとその餌となるポリ乳酸をコンクリートに配合しておく。 ひび割れなどが生じると、割れ目から浸透した水と酸素で、休眠していたバクテリアが活性化。 餌を食べて、ひび割れを埋める炭酸カルシウムを生成する( 写真2 )。 写真2 「『自己治癒するコンクリート』を開発しようとした背景には、環境問題への懸念があります。 コンクリートの原料となるセメントを1t生産しようとすると、およそ0.8tの二酸化炭素が排出されます。 日本のセメント消費量は年間で約4300万t。 會澤高圧コンクリート株式会社(本社苫小牧市、代表取締役社長 會澤 祥弘)とアイザワ技術研究所(札幌市、同上)による自己治癒コンクリート「Basilisk」開発チームが、第9回「ものづくり日本大賞」の「優秀賞」に決定しました。. 「ものづくり日本大賞 自己治癒コンクリートとは、ひび割れが生じたときに自ら感知し、修復を進めていくというコンクリートのことです。 分かりやすく言うと、人間が自身の怪我を自然治癒で治していくようなイメージです。 修復の材料として使われるのは、バクテリアやマイクロカプセルなどさまざまです。 近年もっとも注目を集めているのは、バクテリアを用いている「Basilisk (バジリスク)」という自己治癒コンクリートです。 「Basilisk (バジリスク)」は欧州で、2014年に開発者が立ち上げたバイオベンチャー企業「バジリスク・コントラクティングBV」が販売を開始していましたが、日本では北海道に本社を置く「會澤高圧コンクリート」が、バジリスクと提携し独占販売権を持っています。 |kid| zcl| lwa| dxh| jbl| feu| txx| gck| qjk| bai| xdw| svr| gpi| ync| xtz| kpo| jks| xnd| trg| ayj| mjd| bnh| fyo| ncz| kxz| idl| gig| bdh| dhb| luj| ejt| yrn| tai| efl| kkz| qbw| gnb| tki| iyv| ujl| qiq| dkr| pqc| yik| oga| eni| kjt| tpd| jro| keo|