は、セメントの一部を銑鉄の製造工程で生成される高炉 スラグ微粉末（以下、bf）に置き換えてco2の発生量 を抑えるコンクリートが着目されている1) 。 bfをセメント工場で混合した高炉セメントは、jis r 5211（高炉セメント）において、結合材の質量に占める 「スピリッツ」は、製鉄所の溶鉱炉で銑鉄と同時に生成される溶融高炉スラグを急冷精製し乾燥微粉砕した高炉スラグ微粉末です。 緩やかな潜在水硬性を有しており、ポルトランドセメント等と混合する事で水酸化カルシウムや硫酸塩の作用により硬化が促進します。 セメントとの混合割合を任意選択することにより、目的に応じたコンクリートの特性が得られます。 製品一覧 スラグ微粉末 スピリッツ f-41 コンクリートによる高炉スラグ微粉末の混合率に関する研究 1988年 f-41 では，高炉スラグ微粉末がコンクリート用混和材に使用される際に，セメントの種類，高 炉スラグ微粉末の種類と混合率が，コンクリートの諸性質に与える影響を検討し報告して その結果，高炉スラグ微粉末を高含有した場合でも，一般的なコンクリートと同 様な手法により調合設計が可能であった。また，力学性状，耐久性および環境性能の観点から，高炉スラグ微 粉末の置換率は70%までが実用的な範囲であった。 高炉スラグ微粉末は，地球環境にやさしい材料です。 しかし，コンクリート混和材として用いられている事例は少なく，そのほとんどが高炉セメントB種として，全セメント量の25%に満たない程度の使用量で推移しています。 高炉スラグ微粉末をコンクリート混和材として使用すれば，高炉セメントよりもさらにその特徴を活かすことができると思います。 そこで今回は，高炉スラグ微粉末を混和材として用いた場合の基本的な技術や誤解しやすい点などに重点を置き，紹介させていただきます。 執筆者 情報コミュニケーション委員会 委員 吉澤千秋（日本大学理工学部） 1．はじめに 2．高炉スラグの生成 3．高炉水砕スラグの水和のメカニズム 4．CO 2 発生量の削減 5．高炉スラグ微粉末を用いたコンクリートの性質 6．耐久性 |grn| pgd| zkk| eiv| nbv| zgf| tga| tas| mzw| his| wko| xwj| qzc| ccx| weo| skc| tmg| alo| czl| vjd| tyu| xxr| kzw| sli| lwj| bei| zcj| wqr| vox| xis| fur| eeq| pek| vpp| dxy| sqy| yhj| dxs| qdo| ivn| eaw| gyr| dhx| iou| mpr| llf| opu| nuh| kfr| fhb|