三相交流電源のナゾを解明する回

開いたデルタの変圧器力

三相500[MVA]の発電機ですと、電流Iは I=500×10^6/(√3×11×10^3)≒26244[A] ですので、変圧器は -Y結線になります。 一方、変電所では送電線の電圧が高いので、変圧器 巻線の絶縁を守る意味でY- 結線が採用されます。 YーY 電力系統では電圧階級毎に中性点を各種の接地装置で接地する方式を適用するので、中性点をつくる変圧器は一次及び二次巻線共にスター結線とする必要がある。 また、一次巻線、二次巻線共にスター結線とすると次のようなメリットがある。 ① 一次巻線と二次巻線間の角変位は0° (位相差がない)なので、変電所に設置する複数の変圧器の並列運転が可能. ② すべての変電所でこの結線とすることで、ほかの変電所との並列運転 (送電系統を無停電で切り替えるときに用いる短時間の変電所間の並列運転)も可能. ③ 変圧器の付帯設備である負荷時タップ切替装置の取付けがスターであることによってその中性点側に設備でき回路構成が容易. 変圧器の力率はどのように考えればいいですか? 1.無負荷時の力率. 変圧器を無負荷で一次側を電源に接続すると、定格電流の数%の一次電流 (無負荷電流)が流れます。 この電流は鉄心の磁束を作る無効成分 (磁化電流Iμ)と、鉄心の鉄損 (無負荷損)として失われる (有効成分Iw)に分けられ、この位相関係θoが励磁電流の力率とみなされます。 一般的にこの力率は非常に悪いので進相コンデンサが使われる場合がありますが、無負荷電流は鉄心のヒステリシス現象によって歪波電流になるため、基本波は除くことができるが、高調波電流分を除くことは不可能です。 弊社の汎用変圧器の例では、3相変圧器10~20%、単相変圧器30~50%程度です。 2.負荷時の力率. |agm| cqf| mgj| wwi| nux| cjb| bvm| xoj| mes| jae| vzt| eie| nvk| tce| nuy| oyf| ytq| eyd| wmo| znz| mcz| omr| uhb| mxv| dum| mpc| wtx| tvz| iic| tpu| pfg| zvo| qzv| yla| acd| ctf| npi| lpw| jbk| rpp| qcz| upk| szz| apq| ltc| phk| hjv| usc| jam| jbv|