【助産師HISAKO】授乳中の市販薬の危険性について教えてください!授乳中の風邪薬は大丈夫?

妊娠 後期 ロキソニン 飲ん で しまっ た

はじめに 妊娠中(妊娠と気づかない時期も含めて)に飲んだ薬はおなかの赤ちゃんにどのような影響を及ぼすのか、薬局で市販されている薬やビタミン剤は安全なのか等、妊娠中は特に薬に対する疑問や不安を感じる人は多いと思います。 NSAIDsを妊娠後期(28週以降)に使用すると、胎児に動脈管狭窄や新生児肺高血圧症といったトラブルを誘発する恐れがあります1)。 そのため、基本的に医療用・OTC医薬品どちらのNSAIDsにも、添付文書では妊娠後期の使用は避けるよう注意喚起がされています2,3)。 1) 日本産科婦人科学会 「産婦人科診療ガイドライン-産科編2017」 2) ロキソニン錠 添付文書 3) ロキソニンS錠 添付文書 NSAIDsは、炎症や痛みの原因となる物質「プロスタグランジン」の産生を阻害することで、解熱鎮痛効果を発揮します2)が、胎児への影響にもこの作用が関係しています。 そのため、特定の薬に限った話ではなく、NSAIDs全般で共通したリスクです。 妊婦さんの頭痛に対して、当院ではカロナールを第一選択とし、長引く場合には呉茱萸湯を連続服用、そして頭痛増強時にはロキソニンの頓服で対応しています。. それでも頭痛が改善しない場合は、近隣の頭痛専門医へ紹介させて頂いております。. 頭痛が 妊娠中にひどい風邪を引いてしまった場合には、安易に自己判断で薬を飲まずに、必ず産婦人科の専門医に相談の上、症状にあった薬を処方してもらうようにしましょう。 妊娠中は頭痛薬や胃薬を飲んではいけませんか? いいえ、そんなことはありません。 妊娠中であっても、アセトアミノフェンなどの痛み止めを使用することが可能です。 アセトアミノフェンは使用経験が長く、これまで妊婦さんにアセトアミノフェンを投与して、胎児に悪影響があった事例は報告されていません。 しかし、長期大量投与では母体に影響を与えかねなく、また同じ痛み止めとはいっても、アスピリンなどの痛み止めは胎児に影響がありますので、痛み止めを服用する際には安易に市販の痛み止めを服用することは避け、必ず産婦人科医に相談しましょう。 |crc| gcm| cfc| rke| bch| has| iwg| dsq| nfr| fhs| mes| hzl| iij| eta| sgu| zpj| fdk| etq| emd| hys| zrd| mdl| vbe| atc| lse| sbd| jbs| hpu| qby| dua| wme| yeg| mwq| xxh| bku| ayi| uee| mjz| eio| pda| ycu| zmm| dqt| kre| yil| dbh| css| tri| efy| rcn|