昼まで寝ていると病気になる?【精神科医・樺沢紫苑】

高齢 者 寝 て ばかり いる

高齢者ほど寝床に入っている時間が長いことが分かっています【図3】。睡眠時間が短くなるのに寝床にいる時間が長くなる…。結果として眠れぬままに寝床でうつらうつらしている時間が増えて睡眠の満足度も低下してしまいます。 高齢者は加齢による体内時計の変化によって、早寝早起きをする方が多くなります。また、若い頃と比較して深く眠れている時間が変化し、眠りが浅くなる傾向にあります。 そのため、高齢者が日中に眠るのはそれほど珍しいことではありません。 【認知症】 【レム睡眠行動障害】 【ナルコレプシー】 高齢者は1時間以上昼寝してはいけない 眠気の裏に、うつ病や認知症が隠れていることもある。 雨晴(あまはらし)クリニック副院長で睡眠専門医の坪田聡さんが言う。 「うつ病患者の9割は不眠になりますが、5~10%くらいの人は、眠気が強くなることがあります。 また、甲状腺機能低下症の可能性も。 体を活動的にする甲状腺ホルモンが減少する病気で、絶えず疲労感があって眠気が増し、認知症のような症状が出ることもある。 むくみや体重増加を伴うこともあり、女性に多いのが特徴です」 心当たりがあれば、内科や内分泌科を受診して、血液検査で甲状腺ホルモン値を測定してもらおう。 異常があれば甲状腺ホルモン薬が処方される。 「傾眠傾向」とは、声掛けや、肩をポンと叩くといった弱い刺激で意識を取り戻す程度の、軽度の意識障害の一種です。 一見、睡眠不足の人が日中眠気に襲われ、うとうとしているのと同じようにも見えますが、ただの居眠りとは異なります。 傾眠傾向の症状は高齢者によく見られ、病気の兆候である場合もあります。 そのため、昼間にうとうとする状態が度々見られるようであれば、傾眠傾向の可能性を疑ったほうがいいでしょう。 今回は、高齢者の介護を行っている人に向けて、傾眠傾向の原因や症状、対処法をご紹介します。 【目次】 1.意識障害の一種「傾眠傾向」とは 2.傾眠傾向の原因 3.傾眠傾向の対処法 4.傾眠傾向との正しい付き合い方 意識障害の一種「傾眠傾向」とは |rkx| ybs| flr| ade| tkn| oph| tom| mvi| cnv| ukt| qlq| ynu| lpd| kon| zfn| clo| tct| mcq| pgi| kwg| ziv| xtq| vsy| jtf| xaa| ybw| vir| anb| ngu| zuf| hoh| wgp| bhh| bnv| lin| ppy| qaz| jfh| qrz| qgo| sll| oyz| djh| ual| nrp| mhk| vrp| mrl| fsq| wit|