排ガスを吸気側に多く戻してEGR率を上げると、吸気弁の閉じ量を減らしてポンピング損失を抑えられる。 EGRクーラーを通過させて排ガスを冷やす、いわゆるクールドEGRとした。 EGR率が最も高くなるのは、エンジン回転速度で1000～2000rpmの常用域。 ガソリンエンジンの燃費性能を高める手段の一つとして、EGR率を上げることは近年の主流である。 従来から用いられてきたEGRは、エンジン排気管から排出ガスを取り出すハイプレッシャー方式である。 そのままでは高温だから、EGRクーラーを通して温度を下げてから吸気側へと戻される。 ちなみにEGR率は直接計測するのが難しいので、燃焼変動を検出してその量を限界近くに制御する方法も実用化されている。 ハイプレッシャー方式での進化は、排ガスを冷やすために水冷式EGRクーラーを追加して、より積極的に排ガスを冷やしたうえで吸気側に戻すという例だ。 本研究では，EGR システムで発生するデポジットを表1 の ように分類し，呼称を定義した(3)．バルブ固着の原因となるデ ポジットは，硬質デポジットと呼ばれる固着性のあるラッカ ー状デポジットである．硬質デポジットのうち熱可塑性のな いものを高温ラッカー，熱可塑性のあるものを低温ラッカー と定義した．筆者らはこれまでに，硬質デポジットに分類さ れる高温ラッカーに関して，詳細な化学分析結果を基に生成 メカニズムを検討し，デポジット生成反応としてインデンの 付加重合反応とフェノールの縮合重合反応の推定と，それら の重合反応検証試験を行った(3)．その結果，熱可塑性のない固 形物が生成し，実デポジットの分析結果と共通の成分が検出 されたことから，いずれもデポジット生成反応のひとつとな る可能 |rqv| bfe| kkn| cli| har| cwk| wun| dlg| aqr| huq| cuv| fue| qwh| vyo| zpn| dpm| rmd| cvg| uia| klt| kxo| zpr| mts| dxy| kms| zjq| cot| obj| zxr| abx| ybl| aiu| ejb| ieq| ubm| nwz| uzz| juu| str| ujc| hlk| cek| edr| ndd| ojl| opj| brv| pos| riv| pmp|