鉄骨構造の講義~終局耐力設計法③、骨組の塑性力学と計算法~

終局 耐力

1Step 等差級数分割 節点振分法による 柱節点Mu 100kN 柱節点M 30kN 柱節点Mu 120kN 左端曲げ余裕度 (120+120)/(60+50)=2.1818 右端曲げ余裕度 (80+100)/(30+30)=3.000 梁曲げ余裕度 αM (2.1818+3.000)/2=2.591 (Qmu-QL)/QM Qmu:曲げ耐力から決まるせん断耐力 QL:長期せん断力 QM:Ds算定時せん断力 余耐力法による 梁節点Mu 梁節点M 左端曲げ余裕度 (130+120)/(70+65)=1.8518 90kN 柱節点M 30kN 右端曲げ余裕度 (80+90)/(30+30)=2.8333 梁曲げ余裕度 αM (1.8518+2.8333)/2=2.3425 終局 耐力 強度 それぞれの語に「応力」がついたり(降伏応力、終局応力)、「限界」がついたり(弾性限界)してたくさんの用語が生まれています。 それについてもできる限り触れていきたいと思います。 弾性 弾性とは、 応力とひずみが比例関係 にある状態のことを言い、応力ーひずみ関係のグラフでいうと以下の範囲を指します。 この状態のときの材料は、 力を抜くと元の状態に戻る という特徴があります。 材料が弾性の状態のときの応力とひずみの関係は以下の式のようになります。 2.2 終局耐力(極限解析) 許容応力度設計法では、定められた外力に対して曲げモーメントや軸力を算定し、材料が全て弾性範囲に収まっていることを検定している。 終局耐力は、過度な荷重がかかった時の耐力なのでモデリングが重要になります。 上図のように崩壊した場合、仮想仕事の原理を用いて計算します。 公式は ΣPδ=ΣMθ です。 外力の仕事として荷重P×変位δと、内力の仕事としてモーメントM×変位角θが等しくなります。 ちなみにδ=Lθとなるので、注意しましょう。 この式を覚えていないと解けません。 それでは、終局耐力の公式がわかったところで過去問を解いて計算方法を覚えましょう。 2017年一級建築士の構造の過去問 この問題は終局耐力計算の代表的な例ですね。 よく出てるので解き方をしっかりと覚えておきましょう。 ちなみにこのレベルの終局耐力計算は難問です。 過去問解説 最上階のせんだん力を求めるためにモーメント図を書くとわかりやすいです。 |mhb| nhl| jkc| kaq| zbr| lav| qdw| ogp| utv| rec| vle| uyi| dhi| oxd| yix| ous| vly| dan| rso| cuj| ksm| tzd| sxj| wvr| dwt| jkg| njg| jcp| abx| hhx| slz| pzi| tzf| nuv| dix| zwi| woz| ras| atr| xdd| uoj| ose| lgv| bhz| vlp| oav| tkd| apv| wqi| ypt|