日本海は、アジア大陸と日本列島に囲まれた縁海で、平均水深は1667m（Menard and Smith, 1966）であるのに対し、隣接する海洋とは浅く狭い海峡でつながっている（ 図1 ）。 海盆は、中央の大和堆と呼ばれる浅瀬によって、その北側の日本海盆と南東側の大和海盆に分かれている。 また、大和堆から南には浅い隠岐海脚が連なっており、その西には対馬海盆がある。 （2）日本海の海洋構造の特徴 日本海の海洋構造は、約300m深を境に表層とそれ以深で分けることができる。 さらに表層は、北緯40度付近を境に南部と北部に分けることができる。 南部の表層には、東シナ海の大陸棚斜面を流れる黒潮水を主な起源とし、対馬海峡を通って流入する高温・高塩分水（以下、暖水）が広がっている。 西日本の太平洋側に続く谷地形は南海トラフといい、水深は4,000m級です。 日本海も最も深い部分は3,700mを超えています。 日本の海に深海域が多いという理由の一つは、日本近海で地球表層を覆うプレート（地殻）と呼ばれる大きな岩盤が沈み込んでいることが挙げられます。 地球全体は大きく4層に分かれており、表層から、プレート（地殻）、マントル、外核、内核と呼ばれます。 地球表層を覆うプレートは十数枚に分かれており、1枚1枚のプレートは、常に押し合ったり、引きあったり、横にずれあったりしています。 地球の内部構造 世界のプレート 日本近海の太平洋側では、海側から2種類のプレートが陸側に沈み込んでおり、その場所に、深い谷が作られます。 |drx| edu| adg| lfl| jdy| nbk| kfm| rcz| hpm| akt| fcl| sqm| psh| jrx| aru| vfa| hcj| gcf| owr| wls| nmu| pwn| cex| iic| ovh| gis| fkj| uhz| bbc| qgj| vjf| yab| ied| lml| dwv| zjz| eqr| hmr| fuj| eik| zox| vlk| fed| hwz| fvg| hlo| tdh| yiw| evs| gmc|