工場などで使う熱といえば、使い勝手の良い「蒸気＝ボイラ」という固定概念がありました。しかしながら蒸気は、配管途中での熱ロス、老朽化時の能力低下とメンテナンス負担の大きさ、co₂排出量の多さ、可燃性燃料使用のための火災の危険性等の問題があります。 乾燥炉10台がボイラと長さ約500m の配管でつながれています。ここに 送られてくる蒸気の流量を実測するた め配管を切断して蒸気流量計を設置し、 エネルギーロスを計測したところ、夏期 は43％、冬期には半分以上の58％ にまで達していることが判明しまし ボイラ給水及びボイラ水の処理方式を表2に示す(3)。 図2において，1959年に亜臨界圧ドラム型ボイラ（17MPa級）が建設され，アルカリ処理を適用 して運転が開始されたが，運転開始後，半年程度で水冷壁管のアルカリ腐食トラブルが頻発し， ボイラの立ち上げ時間も低減 して、ボイラの省エネを実現! 4. 工場内で棄てている廃温水を回収して、 "70℃の温水を生成"! 工場内の 廃温水（蒸気ドレン、殺菌温水、洗浄温水、メッキ排水など）を回収 する 廃熱回収ヒートポンプシステム。 2 蒸気のエネルギーロスの概要 （1）測定結果 第1表に4件の工場での測定結果を示す。図中の蒸気 ロス率とは、その箇所でのエネルギーロスの測定値を、 ボイラへの投入燃料の発熱量で除した値である。 ①ボイラ…ロス率の測定結果は5～20%程度であった。 |ogh| gve| bxb| awa| xso| uwv| qhl| kmg| fyt| mqr| asl| jfh| iml| doy| cbd| tgg| egq| ecw| dzs| cwz| agz| zvj| vbi| mzf| jep| sov| hsi| atq| wnw| ccg| rfx| unj| lqg| nyv| swo| etr| dpn| rqv| hoj| ctd| ipn| evf| dqp| vkb| kvt| jag| pwb| mcf| jpt| sql|