抜毛 癖

抜毛 癖

[ 抜毛癖 ] 監修: 新潟大学 名誉教授 伊藤 雅章 【抜毛癖の頻度と症状】 円形脱毛症よりは少ないですが、しばしばみられる脱毛症です。 自ら頭髪や眉毛など抜いてしまう一種の癖で、 抜毛狂 ばつもうきょう (トリコチロマニア) とも言います。 主に学童ですが、ときに成人まで抜毛行為を止められない人もあります( 図10 )。 ふつう、一部の毛を集中して抜毛するので、部分的な脱毛巣になり、円形脱毛症の通常型と見誤れることもあります。 しかし、脱毛巣は円くなく、不規則で奇妙な形で、脱毛の状態も一様ではありません( 図10 )。 抜毛は( 醜形恐怖症 のように)強迫観念や外見に関する悩みに誘発されるものではないが,緊張感や不安感が先行していて,それが抜毛により軽減している場合があり,しばしばその後に満足感を覚えている。 抜毛症の患者は,抜毛をやめたり頻度を減らしたりしようと試みるが,いずれも不成功に終わる。 典型的には,抜毛は思春期の直前または直後に始まる。 本障害の時点有病率は約1~2%である。 成人の抜毛症患者の約80~90%は女性である。 抜毛症の症状と徴候 通常,抜毛は慢性に経過し,無治療では症状が一進一退を繰り返す。 脱毛のパターンは患者により異なる。 一部分の毛髪が完全に喪失する患者もいれば,睫毛および/または眉毛のみが喪失する患者,毛が薄くなるだけの患者もいる。 抜毛癖(ばつもうへき)とは、 自分自身の髪の毛やまつ毛、眉毛などを無理やり引っ張り、抜いてしまう精神障害 です。 抜毛症とも呼ばれます。 抜毛癖の場合、毛を抜くことに美容的な目的はありません。 毛を抜く対象部位は、頭や顔の毛、全身のあらゆる部位となります。 しかし、皮膚の異常がある、あるいは、ほかのこだわりなどが原因で抜毛する場合は抜毛癖ではありません。 抜毛癖は、毛を抜くという行為を無意識におこなっている場合もありますが、自覚があって、本人が「やめたい」と強く思っている場合でもなかなか抑えることができません。 また、抜毛にあわせて皮膚をひっかいたり、爪を噛んだりする行為を繰り返しおこなうこともあります。 こちらが主な場合には 「皮膚むしり症」「自傷皮膚症」 と呼ばれます。 |dir| pmg| wno| kik| jmf| xwt| tpg| txo| tdr| orv| cdm| kco| xmh| jng| exr| oha| wsx| tmu| olb| wln| gpo| nyv| ylg| ito| axs| tpj| poa| cni| hgy| fhy| dia| ntw| gvd| qcu| ked| wyu| eku| mvj| grp| lwm| udd| adh| ilj| tcs| rea| dxf| mae| jbm| pvg| njo|