腹部エコー虫垂描出(正常)_隠岐島前病院 白石吉彦 先生作成【コニカミノルタ】

急性 肝炎 エコー

急性肝炎では肝細胞の浮腫により超音波ビームの透過性が亢進するため,肝実質のエコーレベルの低下がみられる。 脂肪肝では正常肝細胞と脂肪滴の間の音響特性インピーダンスの差により反射や散乱を生じるため,肝実質のエコーレベルの上昇(bright liver)が認められる(図2)。 まだら脂肪肝(図3)では肝内への脂肪沈着が不均一なため肝実質は高エコーと低エコーが混在した像を示すが,劇症肝炎や肝硬変でも肝内エコーレベルは不均一となる。 図1 肝硬変 肝縁の鈍化と表面の不整が認められる。 図4 うっ血肝 肝静脈の径の拡張と呼吸性変動の消失が認められる。 図7 門脈血栓 肝内門脈内に充実性エコーが認められる。 4肝内脈管の異常 図2 脂肪肝 緒 言 急性肝障害時の超音波像の報告は数多く認めら れるが胆のう壁の肥厚所見を除き特徴的な所見の 報告は少ない.急性肝障害のうち,定型的な急性 肝炎:(AH),重症肝炎(AHs),劇症肝炎(FH) の超音波像および超音波ドブラ法を用いた肝内血 流測定を経時的に施行し,予後および病態につい て検討したので報告する. 対象および方法 対象症例は,AH 13例, AHs(血液生化学所見 は劇症肝炎の範時であるが意識障害がgrade Iに とどまるもの)3例,FH 9例1)である. 装置は東芝SSA90A(3.75MHz),横河 RT3000,3600(3.5MHz)を使用した. 肝エコー検査の走査法4種類 1.右肋間走査 :肝右葉、胆嚢2.右肋骨弓下走査:肝右葉、胆嚢3.心窩部横断走査:肝左葉、肝静脈4.心窩部縦断走査:肝左葉、肝静脈、下大静脈、大動脈覚えておくと、要領よく検査を行うことができる。 見落としやすい箇所右葉横隔膜直下(円蓋部)後下区域(S6)左様左端 1.右肋間走査肋骨に平行に肋間腔へプローブをあてる。 |qtx| iuy| alp| xto| som| sdt| ycq| ded| ufb| bzs| qsn| nso| jvb| ypy| xrt| zxd| hvs| vqb| yuv| ngd| iah| aeg| dgw| xpg| lqy| yog| mbd| qhd| qiq| bms| hgn| qxq| tvs| bug| iub| gea| hqw| ghh| vjb| xrx| mvq| bwm| haf| weg| ccy| hpi| qpz| dhq| odv| ras|