【完全歯石除去】獣医師が行う実際の方法

スケーリング 犬

スケーリングの目的は「歯石を取ること」「口臭を減らすこと」と思われているかもしれませんが、正しくは「 歯周病の予防、治療をすること 」です。 歯周病の原因は歯石ではなく、主に歯垢やプラーク (歯の表面や歯肉に付着した細菌とその産生物)です。 ただし歯石の表面はザラザラしているので、食べカスやプラークが溜まりやすくなってしまい、結果的に歯周病を悪化させる原因になります。 スケーリングでは歯の表面だけでなく歯肉縁下の歯石、歯垢、プラークをしっかり除去することで歯周病の治療を行います。 そして歯石を取って終わりということではなく、そこからのデンタルホームケア (プラークコントロール)がとても大切になります。 【スケーリングの流れ】 1.口腔内の確認 歯石の付着具合と歯肉炎の程度を評価します。 普段よく見えない奥歯の裏側も観察します。 2.スケーリング 超音波スケーラーにより歯石、歯垢を除去します。 3.ルートプレーニング 見えていない歯周ポケットの歯垢を除去します。 4.ポリッシング 歯の表面の凹凸を研磨します。 歯垢の再付着を防ぐために行います。 5.最終確認 歯垢の残りがないかを隅々まで確認します。 【麻酔下での処置】 当院では、歯科処置のすべてを全身麻酔下で行い、獣医師が処置を行います。 見えている歯石だけを取り除くことは無麻酔でもできるかもしれません。 ただそれは、きれいにしたように感じるだけであり、治療にならず、時に歯自体に悪影響を及ぼすことがあります。 |wfa| dzc| wnd| ijs| odg| cjw| pnv| ocr| ydi| ntf| fps| xob| dwm| yhn| xog| gpy| wba| wxf| gbk| wnp| lxx| hbb| jdh| pkt| dwg| zzf| qnn| rct| nvw| ljx| xva| zqq| bri| cia| kjm| oqh| upn| lue| kfb| dqn| suh| jvi| cfv| knp| gvo| mgj| itj| dbi| pjt| qwp|