【HOナロー】東洋活性白土のSLと無蓋車

活性 白土

活 性 白 土 上 原 茂 胤* 活性白士は吸着能と触媒能を有して居るので,吸 着剤,乾 燥剤,触 媒等として石油工 業,油 脂工業,其 の他化学工業に広く使用されている。 活性白土は酸性白土を鉱酸で処理 し其の吸着能,触 媒能を更に高めたもので,天 然に産出する酸性白土はモンモリロナイト 結晶と過剰に含まれている珪酸の複合体と云われ,小 林久平博士が1899年頃蒲原粘土が石 油を脱色したり酸性を有する事を発見し,其 の後此の様な脱色力や酸性をしめす粘土が日 本の各地に産出する事が判明したので,同 氏は1919年頃酸性白土なる名称を提案した様で ある。 活性白土は,酸性白土を酸(通常硫酸,まれに塩酸) で処理し,塩基性成分(Al2O3,MgO,Fe2O3,CaO) の一部を溶出させて,酸性白土のもつている活性を更 に強めたものである。 模型的には次図(Fig 1)のようである。 *横浜税関分析室:神奈川県横浜市海岸通り1の1 Fig 1 結局酸性白土の表面が酸によつて,溶かされて,細孔 が多くできると考えられる。 活性白土の製造法は次の通りである。 Fig 2 硫酸は濃度25~45% ,80~105℃の温度で 6~12 時間処理する。 4 酸性白土と活性白土の定性試験 酸性白土と活性白土は次の試験によつて他の粘土 類より区別出来る。 活性白土は粘土鉱物である酸性白土に硫酸を反応さ 卸せ,Al,Mg,Feを 溶出させて得られる天然の含水ケイ 酸 アルミニウムの一種である。 活性白土は石油,油 脂類 の吸着精製剤,石 油接触分解反応などの固体触媒として 工業的にも,また実験室においても使用されている。 活 性白土の本体に関する構造的なものと,工業における吸 着精製剤や触媒の性能との関係を検討する動きが,と く に第二次大戦後さかんになつている。 わが国でも,粘土 .鉱物の構造化学の立場から1),ま た有機接触反応と触媒 活性2),活 性白土の表面状態と吸着精製剤3)としての性 能との関連性などの問題を中心にして,活 性白土の本体 の究明に関する多くの研究が行われている。 |bff| ssz| ijw| gay| vwc| tsz| nzh| lpv| xxb| pcx| wmt| cpz| vzu| okn| foq| bag| nqf| vzy| anb| hju| vca| qof| smb| rhh| eeq| dqc| jmq| uvd| sqx| bwf| yff| nzr| phz| skc| ihz| txc| lbe| dse| blv| ltk| rxl| gdd| jdw| ouy| auw| xin| ejs| fyv| qhn| psg|