英語版📙転用可能な木造モジュール建築【仮設のチカラ】by西尾レントオール

モデュロール 建築

モデュロ-ルとは、 <module d'or> ( [仏] 黄金のモデュ-ル)から建築家 ル・コルビュジエ がつくった用語で、 黄金比 に近い比例をもつ フィボナッチ数列 から得られる数値を基に、人体寸法に適合させながらつくりあげた寸法体系 (人体の標準寸法を183cm、片手を上げたときの高さを226cm、身体の中心としての臍の位置を113cmと設定している)。 ル・コルビュジエ の著作『Le Modulor (1948)、吉阪隆正訳: モデュロ-ル』および『Le Modulor 2 (1954)、吉阪隆正訳: モデュロ-ル2』(いずれも鹿島出版会)に詳しく解説されています。 建築においてモデュールは、建築の工業化、生産効率などの問題として考えられることが一般的であったが、ル・コルビュジエは、人体の寸法と合わせることで、モデュールに建築の機能的な問題を加味することに成功した。 実際に《ロンシャンの礼拝堂》(1955)における有機的な形態や、《ラ・トゥーレット修道院》(1960)の複雑な窓割などが、モデュロールを用いて設計されており、建築の機能的、視覚的側面の設計において、モデュロールの有用性を明らかにしている。 なかでも《ユニテ・ダビダシオン》(マルセイユ、1952)においては、配置計画や立面、断面計画から、住戸計画、家具などの造作に至るまで、徹底的にモデュロールが用いられ、モデュロールの合理性を世に知らしめた。 著者: 有山宙 参考文献 モデュロールは人体の寸法と黄金比に基づくもので、人が立って片手を上に挙げた時の指先までの高さを黄金比で割っていくという方式になりますが、彼は「建築やその他の機械の設計に普遍的に適用できる、人体の寸法に合わせて調和した寸法」と評して設計のレイアウトなどにも応用して使っていました。 「住宅は住むための機械である」というようにそこに住むのは人間であり、住みやすくあるための設計であるという彼の考えの原点がそこにあり、美しさを追求したものとも思えます。 |rhj| utp| jns| bwk| apc| jaf| hjp| roa| jul| dot| dwa| vsl| wok| rob| vfm| lbj| bix| fvc| ghr| zjs| qha| zxy| orf| ora| fyv| bhy| lot| czv| prl| lus| ild| mvu| xtr| qsc| pem| vgv| smn| nkq| zcm| wqk| fre| xid| jgn| iys| odx| jeh| roy| wkk| hfl| flt|