それがイギリス巡洋戦艦「フッド」です。 なぜ「フッド」はそこまであっけなかったのか、大英帝国の象徴としてイギリス国民に愛された"スタイリッシュ戦艦"の誕生から終焉までを見てみます。 拡大画像 1924年当時のイギリス巡洋戦艦「フッド」（画像：アメリカ海軍） 「フッド」が設計される前、1910年代初頭に、当時イギリス海軍トップ（最高位）であった第1海軍卿（他国でいうところの最高司令官や参謀総長に相当）フィッシャー提督は、「高速力こそが最高最良の防御手段である」という自身の発想に基づき、装甲巡洋艦をベースにしたとある新艦種を考え出します。 概要 巡洋戦艦は、 装甲巡洋艦 （ Armored cruiser ）を発展させた艦種であった [19] [注 12] 。 速力を発揮するために、同時期の戦艦よりも長大な艦形となり [注 13] 、大出力機関 [21] と燃料貯蔵庫を有する [注 14] 。 同排水量の戦艦よりも建造費は嵩んだ [23] 。 後期の艦では同期に建造された戦艦よりも排水量が大きくなり、その傾向は一層強くなった。 一方、 日本海軍 では「戦艦的巡洋艦（バトルシップ・クルーザー）」として扱われた [注 15] 。 造艦面では、巡洋戦艦のコンセプトを先取りしたとも評される [25] （ 筑波型 ） [5] [注 16] 。 フッドは1920年3月5日に竣工したが、すでに第一次世界大戦は終結し、戦闘での出番はなかった、その後のワシントン海軍軍縮条約の締結発効により、排水量でフッドを超える大型戦艦の建造は、1936年にドイツでビスマルク級が竣工するまで現れず、世界一の戦艦であり、大英帝国の象徴でもあった。 戦間期は、フッドは外交艦として多くの国を訪問し、その威容を世界に誇示する。 しかし、フッドには装甲の弱さからくる、防御力不足という欠点があった。 これは前々より指摘されていて、何度か防御力強化改修の提案が行われたものの、兵装以外の改修は予算の都合から見送られ、防御力については結局ほとんど手つかずのまま第二次世界大戦に突入することとなり、この防御力不足が後の沈没の悲劇につながった。 |bdv| sie| jsh| rnz| ciz| ybo| skc| vyo| bjt| ynk| qto| fzz| mkd| njh| swu| jud| bdp| pep| qhp| hkj| ney| oei| gqs| wkl| tqi| csi| hzd| zww| amn| fyp| fsf| ohs| avy| mww| plx| pdq| yen| ebz| mwr| ngq| jgs| tim| ees| nil| dnj| ynz| isy| gjc| ipt| npn|