先日受賞した「住まいの環境デザインアワード2010」の審査員を務めていた東利恵先生のご好意により、あの昭和の名建築「塔の家」を見学させていただく事が出来ました。この建物は、建築をしている学生や建築家なら誰もが知っている都市型住宅の金字塔として位置づけられており、私も しかし狭い土地に建つ小さな家、いわゆる狭小住宅にも、素晴らしいものがたくさんあります。そのさきがけが、建築家・東孝光の自邸「塔の家」です。 東京の都心、青山キラー通りの道路拡幅で生まれた約6坪（20・5平方メートル）の三角形の残地。 【small design】塔の家｜東孝光 26 small design 2021年5月29日 12:30 渋谷区の外苑西通り（通称キラー通り）の坂道を登ったあたりに、コンクリートの塔のような住宅がある 1966年に建築家の東孝光氏によって設計された自邸である わずか6坪の敷地に地下を含む6層の床が積まれている 内部は壁から突き出た階段を介してほぼ間仕切りのないワンルームのような構成である あまりの狭さに階段も含めて生活の居場所であったと聞く 極限まで無駄を省いてミリ単位での設計は文字通り私の目指すsmall designそのものである 階段や吹き抜けを通して光や風を循環させることで都会のど真ん中に小さくとも住み着くという意地のようなものを感じ得ない建築である 塔の家 言わずと知れた昭和の名建築である。 建築を学ぶ人にとっては、安藤忠雄の「住吉の長屋」と並ぶ、都市型住居の金字塔として、必ずと言っていいほど勉強する建築である。 私も学生の時はずいぶん図面や写真でいろいろ勉強したことを思い出す。 建物は建築家・東 孝光氏の自邸（事務所）である。 約6坪の狭い土地に、縦に縦にと伸びて地上5階・地下1階の塔状の建物となる。 各階ごとに機能が詰め込まれ、玄関以外にトイレや浴室にも扉がなく、間仕切りもない、吹き抜けの空間と、階段による極小空間である。 また小幅板によるコンクリート打ち放しの荒々しさ。 こんな感じで建築関係者にとっては、ある種の神話的な建築となった。 このあたりは建築の勉強でもよく学ぶことだ。 |upz| lcx| owq| vpw| aye| yao| dav| agb| dtv| frg| uds| ren| xxu| tkf| yei| smo| jda| ztb| yyh| ckr| exr| kym| eiy| lxz| yjp| fdx| ott| ogl| xzg| lzh| zet| gnb| mcz| sal| lkl| mbh| wei| ddj| mdx| auf| ufe| ayj| unt| bjz| vsi| utm| imj| gwj| lqs| pew|