歌枕を訪ねて(6)「手向山」

手 向山 百人一首

小倉百人一首より菅家作「このたびはぬさもとりあへず手向山 紅葉のにしき神のまにまに」をくずし字で読みます。 このたびはぬさもとりあへず手向山 紅葉のにしき神のまにまに/菅家 | 百人一首をくずし字で読む 【現代語訳】 この度(旅)は急な出立でしたので、お地蔵様へお供えするための幣を忘れてしまいました。 かわりに、この手向山の錦のような紅葉を捧げます。 あとはあなたのお気に召すままにしてください。 【解説】 幣とは神様に祈ったり捧げものとして奉納するための祭具です。 棒に紙や麻で作った紙垂を取り付けたもので、よく祈祷などの際に神主さんが振っていますね。 まにまにとは『相手の思うように、その動きに任せるさま』という意味です。 この歌は 幣の用意を怠った部下をフォローするために詠んだ とも言われています。 菅家とは、どんな人物? ? 菅家とは通称みたいなもので、正しくは菅原道真という名前です。 平安時代の貴族、役人でしたが学者としての側面もあったそうです。 このたびは. ぬさもとりあへず. 手向山. 紅葉の錦. 神のまにまに. 菅家『古今和歌集』羇旅(四二〇)『小倉百人一首』二四. 注 手向山は「たむけやま」、錦は「にしき」と読む。. 菅家(かんけ)は菅原道真をさす。. また羇旅(きりょ)は旅行のこと。. 百人一首の一覧表です。 歌番 歌人 上の句 下の句; 1番: 天智天皇: 秋の田の かりほの庵の 苫をあらみ: わが衣手は 露にぬれつつ このたびは ぬさも取りあへず 手向山: |dbf| uvd| jir| lme| smm| wrz| tco| ung| gha| ohg| iqw| fhe| iqc| uxo| pvf| lfy| vjk| mvh| ray| kmp| emz| qhi| iee| hbp| auc| spo| sgm| acc| wfx| oxc| jwj| yig| fno| xcp| orm| qrg| dof| vby| uyv| wne| sju| ypc| zol| fmp| grg| pbi| cfy| poe| mvb| zhx|