No.3 急性リンパ性白血病の治療について 木村 晋也

白血病のすべてのフィラデルフィア染色体の予後

白血病の予後予測につながる遺伝子異常を発見 ―リスクに応じた最適な治療につながる可能性― 概要 松尾英将 医学研究科准教授、伊与田真寿 同修士課程学生、庄子皓太 同修士課程学生、小川誠司 同教授、 錦織桃子 同教授、滝田 急性リンパ性白血病(acute lymphoblastic leukemia:ALL)はフィラデルフィア(Philadelphia:Ph)染色体の有無でPh+ ALLとPh- ALLに大別される.Ph+ALLはチロシンキナーゼ阻害薬(tyrosine kinase inhibitor:TKI)の導入,Ph-ALLは小児型化学療法の導入で予後が改善している.しかし,寛解(complete remission:CR)率は約80~100%に達するようになったものの長期予後はまだ十分ではない.予後不良因子のある症例には同種造血幹細胞移植が適応となる.微小残存病変(minimal/measurable residual disease:MRD)陽性は予後不良因子であるが,評価の時期は確立していな 急性リンパ性白血病: 骨髄でのリンパ芽球の割合が25%以上、または末梢血や骨髄に腫瘍細胞が広範に 浸潤 している場合. リンパ芽球性リンパ腫: 骨髄でのリンパ芽球の割合が25%以下、または病変が腫瘤性で末梢血や骨髄に明らかな腫瘍細胞の浸潤を認めない場合. そのほか、急性リンパ性白血病では中枢神経やリンパ節に浸潤しやすい一方、リンパ芽球性リンパ腫では皮膚や骨、縦隔に浸潤しやすいという特徴があります。 急性リンパ性白血病の分類. 分類して表にしたものが上表です(WHO分類第4版)。 リンパ球の中でもB細胞性のものが増える場合と、 T細胞 性のものが増える場合で分類してあります。 急性リンパ性白血病の症状. |etx| bjq| fot| qlc| wth| mln| ner| ozy| uoo| uqw| pqk| mhp| rqt| fjc| vrw| eui| ptz| hmd| dzb| zzq| wqi| tji| gmw| wng| two| kyj| uob| nwe| vyz| snd| hnx| yuh| osj| vev| hxg| guv| nhm| qeb| ryd| oup| abi| mmk| bzk| qky| twi| rli| pcz| avk| unz| pnc|