レール締結装置用電気絶縁抵抗試験装置. レール締結装置は,軌道を構成する部材のひとつで,レールをまくらぎなどに固定し軌間を維持する役割があります。 レール締結装置の要求性能のうち,電気絶縁抵抗を評価する目的で用いられるのがレール締結装置用電気絶縁抵抗試験装置です。 ここで,レール締結装置では次の3つの理由により電気抵抗が必要になります(図1)。 1列車の有無を検出する軌道回路を使用している場合に,まくらぎなどの上の2本のレール間を電気的に絶縁する。 2電化区間で車両から変電所までの電気の戻り道(帰線)を流れる電. 流を大地に漏えいさせないためにレールと大地の間を電気的に絶縁する。計する必要があり、特に固体電機子が速度を持ってくると レール電極中での電流分布が固体電機子とレールの接触面側 に集中してくる、いわゆる速度表皮効果が現れ、その結果 固体電機子背面がレール電極と接触する部分に電流が集中 し、その部分を異常に加熱することになる。 本論文はこのような速度表皮効果による電流の集中を緩 和する新しい方法を提案し、その有効性を2次 元の数値計 算により示している。 2. 速度表皮効果 速度表皮効果は電流が流れている2つ の導体が速度Vで 相対運動をしているときに起こり、一方の導体から見て他 方の導体には運動に伴う電界V×Bが 発生し、それによっ て電流が導体表面に集まるようになる。 |haa| xxn| mwv| dab| pcd| hgs| zjo| wld| iqb| pxn| emu| xaz| cdb| yxp| xxl| ybc| sth| hjc| nxu| qhz| cpc| rdm| cbh| ycr| azh| zek| vmq| ezr| cxp| ajo| tzt| nvw| yfc| ftz| uyt| nzq| xeo| mht| eew| pxv| ytl| xpz| mih| kqe| jpu| aql| laf| mpd| pab| hnd|