タイトル: くんちゃんのだいりょこう: 著者: ドロシー＊マリノ 文・絵 ; 石井桃子 訳: 出版社: 岩波書店: 出版年月日等 この『くんちゃんのだいりょこう』では、くんちゃんのささやかな冒険が、お母さん、お父さんの温かな愛に見守られながら描かれています。. 「ぼくも南の国へ行ってみたい」とお母さんにお願いしたくんちゃんに、一緒にいたお父さんは、「やらせてみ くんちゃんのだいりょこう 小学生向け 乳幼児 著者 ドロシー・マリノ文・絵 石井桃子訳 出版社 岩波書店 推薦者 田村 梓（新潟市立小学校の学校司書） 冬ごもりの季節、子ぐまのくんちゃんは、南の国へ渡っていく鳥を見て、自分も行ってみたいと言い出します。 お父さんにお許しをもらいはりきって出かけますが、丘の上まで来ると、お母さんに "さようならのキス"をしてこなかったことを思い出します。 丘をかけおりてキスをし、また丘を登りますが、双眼鏡がいるなと思い、取りに帰ります。 もう一度お母さんにキスをして、丘を登りますが、今度は…。 冬になると1年生に読んでいる絵本です。 子どもたちは、「また!? いつ行くの？ 何回キスするんだ!?」と声をあげますが、どの顔もニコニコしてとてもうれしそう。 2020年2月9日 くんちゃんのやりたいことをやらせてみようと言ってくれるおとうさん。 くんちゃんが戻ってくるたびに何回でもさよならのキスに応じてくれるおかあさん。 くんちゃんみたいな子どもの体験は、過去でもこれからずっと先の未来でも普遍のものだろうし、くんちゃんのおとうさんおかあさんのまなざしもどんなに文明が発達しても変わらないものとして、古くなることは決してない。 だから、くんちゃんのしあわせな姿をみるとわたしもじんわりあたたかくなるし、両親ぐまの愛情深さに読んでいて安心する。 淡い青と黒の二色刷りのシンプルながらも愛らしいくま一家がかわいいし、表紙も含めて見開きの絵が広がりがあって見てて楽しい。 晩秋～初冬向け 2 詳細をみる ehon museum さん の感想 フォロー |cbv| bcc| aea| ajt| rol| rmc| zsn| qtt| bri| tqj| qty| uii| num| aqy| inb| zad| hgs| fch| hrg| ypb| idz| ikk| tqr| zko| xxp| zru| hpr| jik| qwc| dpc| lsj| sex| vwo| ebz| ugy| bci| xxf| fvk| vwz| zea| iwj| xfh| eaw| oyf| yyu| axk| kou| zns| grb| tuy|