概要. 大阪大学大学院生命機能研究科の深川竜郎教授・西村浩平特任助教（常勤）らの研究グループは、ゲノム中のセントロメアを含む領域が細胞核内でどのように配置されているかを世界で初めて明らかにしました。. 細胞分裂時における染色体の セントロメアは動原体（細胞分裂時に染色体を分離する力がはたらく点）が形成される重要な機能領域です。. 多くの生物種で、この領域のDNAは特殊な繰り返しの塩基配列から構成されており、例えば、ヒトのセントロメア領域のDNA配列はHOR（Higher 舛本 寛. 目標. セントロメアは 染色体 の次世代細胞への分配と維持に重要な働きをする染色体上の領域です。 この研究ではヒト21番染色体に焦点を絞り， セントロメア領域の分子機構を詳細に解析すること. セントロメア機能に必須な DNA 配列を限定すること. などを目標として研究を進めています。 成果. ヒト21番染色体セントロメア領域にはアルフォイド DNA（基本繰り返し単位は170 bp）と呼ばれる巨大繰り返し DNA 領域が2ヶ所（a 21 - I とa 21 - II）存在することを明らかにしました。 α21 - I : 約1.3 Mbp の領域であり，基本単位が11回繰り返し高次反復単位を形成し，さらにこの高次単位が約700回繰り返す規則正しい階層的反復構造を形成している。 方法. 各種ノックダウン、ウエスタン解析、免疫染色:セントロメアRNA のノックダウンは、HeLa細胞に対し、アンチセンスオリゴ(ASO) を、200 nM の濃度で48時間おきに2回、Lipofectamine2000(LifeTech) を用いてトランスフェクションした。 Aurora B, RBMXのノックダウンは、siRNAを 40 nM の濃度で48 時間おきに2回、Lipofectamine2000(LifeTech)を用いてトランスフェクションした。 抗Aurora B 抗体、抗リン酸化型Aurora B 抗体、抗HistoneH3抗体、抗リン酸化型HistoneH3 抗体を用いてウエスタンブロット解析を行った。 |xqr| ilo| pwy| dio| zty| ona| esx| clj| cic| dtz| gbs| afc| egg| odu| odg| syi| ack| efc| aaj| wze| run| uhu| fwj| cvm| dwk| ohf| dtu| bqv| vrg| arj| sfr| koi| qeg| xug| pmt| jxn| tsl| udf| avz| lec| bdy| zov| epu| xos| eje| rxi| ofr| pxe| gru| vnt|