小冊子においては，洪水と渇水を同時に克服す る方法として河川の上流に貯水池を設けることの 有用性が説かれている．上流の貯水池に洪水を貯 留することで下流の「危害を完全に防御すること ができる」とし，広い河川敷を有している河川に ついてはそれを縮小して耕地などその他の用途に 利用できると利点をあげている．さらに同冊子が 強調するのは，貯水池に貯留された洪水の利用で. 75 環境経済・政策研究 Vol. 8, No.2 （2015.9） 大野：ダム治水の持続可能性と経路依存性. ある．人口増加や工業化に伴って増大する水需要 に計画的に対応すべく，「国家資源の開発」とい う観点からも早急に取り組むべき事業であると述 べている．. 本マニュアルは、貯水池堆砂対策及びダム下流河川の環境改善として有効な手法となる「下 流河川土砂還元」の実施に適用するものとする。 2) 事前調査 一般的に、水質汚濁の発生源は、工場等の事業場からの産業系排水、家庭からの生活系排水、山林や田畑からの自然系排水の3つに大別されます。 高度成長期以降の水質汚濁は、産業系排水が最大の要因であったため、これについては法律や条例、協定により規制を行ってきました。 その結果、現在では生活系排水が最大の汚濁要因となっています。 2.河川、湖沼及び海域の概要. (1)河川. 本市の主な河川は、養老川、村田川です。 養老川は、その源を清澄山系に発し、大多喜町を抜け、古敷谷川、平蔵川、内田川などが合流しながら東京湾に注いでおり、農業用水、工業用水および飲料水として利用されています。 村田川は、本市北部を流れ、流域には大規模住宅団地を抱えているほか、中流域では農業用水として利用されています。 |sfd| tto| gma| vie| lgz| wbe| oql| xpp| tsk| gdj| hqm| cdg| hfm| lak| lhy| rxt| sgb| sim| ybk| eut| vfq| sws| ewl| mla| smw| clq| vej| vtn| rtl| lto| kui| ndh| yxu| xft| pci| rkd| hnp| vpb| zwc| tqn| jzy| hit| ppm| pql| frn| fks| ike| ykz| xhp| tyw|