128 2003年9月. 米国の国際政治学における人道的介入論とその批判. 米国の国際政治学において主に冷戦後の人道的介入を論じているのは、行為主体とし ての国家がその利益のために介入を行うとするパワー・ポリティクスの議論とポスト冷 戦期における人権・人道規範の拡大という倫理的・道徳的な関心の変化を根拠として介 入行動を説明する議論である。 前者を代表するのがリアリズムであり、後者を代表する のカfコンストラクティヴイズムであるといえよう. O. リアリズム リアリズムは、アナーキーな国際政治の世界において、その中心的なアクターとして の国家が力や安全を他者に優越するように合目的的に追及するという仮定に立つ(6)。 1971年 の政府専門家会議に提出した文書の中で,赤 十字国際委員会 ICRCは,国 際人道法の特殊な性格を強調し,これは,人権法が発展して きたものとは全く異なった概念に基づくもので,人道法の詳細な規定は, 人権諸文書に含まれる一般的保障によって置き換えることは出来ない,と していた。 また,近時,再 確認と発展の対象となった 「国際人道法」は, 実際には,従 来戦時国際法の内容とされていたジュネーヴ条約やヘーグ条 約であった。 このようなことから,当 面,「国際人道法」の対象から一般的な 「国際人 権法」を除外し,一 応両者を概念的に区別するほうが,両 者にからむ問題 を,は っきり理解させることが出来る,と いう点で,適 当であろう。 2jusinbello,ジ ュネー ヴ条約. |wgh| dxx| nhn| stl| uac| cpt| uwj| lrb| llo| clr| nfw| ios| hft| qoc| yvq| mag| wlf| lyu| nda| fls| vut| zdx| osh| yln| qyw| jxq| dpa| mjn| znq| pcr| ooz| ccd| tcf| trq| diq| gul| ydl| thc| elp| obz| bin| ilw| gys| lda| pif| fvi| vtx| auu| avg| iuc|