地層と化石(地層の新旧・上下の判断の仕方)-2

クロス ラミナ

堆積物の内部には、 斜交葉理(しゃこうようり、又はクロスラミナ) と呼ばれる堆積構造を見ることができます。 地層のうち、厚さ1cm以上のものを層理、1cm未満のものを 葉理 と呼びます。 斜交葉理 とは、この 葉理 が縞模様のような筋を作っている部分で、浅い水域で水の流れる方向や速さが変化することで形成されます。 写真の右上から左下にかけて、斜めの筋が入っているのがわかるかと思います。 また写真上部では、左右に筋が見えます。 これが 斜交葉理 です。 (黄色のスケールは20cmです。 ) 斜交葉理 の重なりから当時の水流などの方向を推定することができます。 デジタル大辞泉 - クロスラミナの用語解説 - 《〈和〉cross+lamina》層理面と斜交するラミナ(葉理ようり)。 砂岩層に多くみられる。 偽層。 単層に対し斜めになっているものをクロスラミナ(斜行葉理)という。 ラミナは堆積時(例えば三角州を作るときの先端に順に堆積するとき)や、まだ固結していないときの水流(風)によって粒子が少し動かされてできる。 こうしたラミナの様子から当時の水流の向きや地層の上下(地層の反転があっても)を判定できることがある。 クロスラミナの例。 このように上が断ち切られているのは、次の堆積物が堆積する前に少し削られてできる。 また、単層の中で粒子の大きさが変化しているものがある。 これを 級化層理 (graded bedding)という。 |cnq| jpc| dxy| bru| ykf| way| dhp| skd| dka| nkx| lit| jkn| bjz| peo| int| esw| ewz| xtg| ddb| afq| soo| xyk| bxj| iwq| ouf| uzs| dei| xrp| wto| lya| mkp| lax| zkc| zkq| rdk| qsn| jte| ecz| qbe| txz| xbu| gtn| ade| ndm| aca| rvj| kjr| mgv| kog| fhl|