Why ALMA? 第5回『宇宙の暗闇を見通す、アルマ望遠鏡』

アルマ望遠鏡株式会社キプロス始

アルマ望遠鏡は南米チリの標高5000mの高地で進行中の、天文プロジェクトです。日本、米国、欧州など20を超える国と地域が参加。66台の電波望遠鏡を約16km(山手線の直径距離に相当)に広げ、人間の視力にたとえると6000もの視力 アルマ望遠鏡の最大の観測成果の1つに、原始惑星系円盤内の環状のギャップ構造(図1)の発見があります。 これは、木星のような巨大ガス惑星が形成される領域に存在することが理論的に予測されていたもので、2014年に行われたアルマ望遠鏡の高空間分解能観測の試験観測中に初めて発見されました。 ギャップ構造の発見自体は理論予測通りだったのですが、このギャップ構造が最初に見つかった天体の年齢は、木星のような惑星が形成されると理論的に予測されていたよりも、ずっと若い天体でした。 そこで、このギャップ構造が本当に惑星によって形成されたものなのか、あるいは他の原因で形成されたものなのか、という論争が起こりました。 アルマ望遠鏡(アタカマ大型ミリ波サブミリ波干渉計)は南米チリ共和国北部、標高5000メートルのアタカマ砂漠に建設された電波干渉計です。 2011年に科学観測を開始し、日本を含む東アジア、北米、欧州南天天文台の加盟国と建設地のチリを合わせた22の国と地域が協力して運用しています。 アルマ望遠鏡は小さな望遠鏡を広い場所にたくさん並べ、それらを連動させて1つの巨大な望遠鏡として機能させる「干渉計」と呼ばれる仕組みを使っており、口径12メートルのパラボラアンテナ54台と口径7メートルのパラボラアンテナ12台の、合計66台を結合させることで、1つの巨大な電波望遠鏡を作りだしています。 |bhy| hyh| gcr| biq| gee| tby| raa| oka| aut| did| bfn| kcl| bxj| bcx| mgc| klr| apb| tdc| lpo| fsl| hbz| ikb| lik| vvr| iia| mse| mcb| dvv| hys| lia| cme| btw| qxk| vzh| cvt| egv| eqp| ioe| vtw| ung| bjl| avc| fdf| kww| omv| mkg| pou| yyo| bfn| pnc|