一級建築士【380】耐火建築物と準耐火建築物との違い(法規)

石膏 ボード 耐火 性能

火に強い(防・耐火性) 石膏ボードの芯材は無機質の石膏ですので、燃えることはありません。 石膏には、約20%の結晶水が安定した形で含まれています。 これは、ボード1枚に、3kgの水を含んでいる計算になります。 火災時に石膏ボードが高温にさらされるとこの結晶水が熱分解し、水蒸気となって徐々に放出され、温度の上昇を遅らせる働きをします。 また、石膏そのものが、伝熱を防止するバリアの役割を果たします。 石膏ボードは、こうした石膏の特性によって、防火材料に認められています。 そして、壁の防・耐火構造の材料として、あるいは柱や梁の耐火被覆材として多用され、火災の延焼防止に効果を発揮しています。 石膏ボード (910mm×1,820mm×12.5mm)には結晶水が約3kg 火に強い石膏ボード 石膏ボードの芯材部分に無機繊維材料を混入したもので、普通石膏ボードより耐火性能を有することから、耐火構造、準耐火構造、防火構造材料として使用されています。 JIS A 6901に定められている基準については、以下の通りです。 旧JISはこちら 強化石膏ボードの規格をご説明しています。 耐火性能を備えた「強化石膏ボード」 耐震性能を備えた「構造用石膏ボード」 下地材として便利な「石膏ラスボード」 仕上げ材で利用が多い「化粧石膏ボード」 このボードの最大の特徴は、名前の通り、高い耐火性能を持っていることです。 多くの耐火ボードは、非燃性の鉱物を主成分としており、火にさらされても燃えにくい性質を持っています。 建物の内部での使用を想定しており、特に炎や高温が直接当たる可能性がある場所、例えば暖炉の背面やキッチンの壁などに取り付けられることが多いです。 また、火災の際に炎や煙の拡散を防ぐための区画壁や天井にも使用されます。 耐火ボードは、その高い安全性から、商業施設や集合住宅、公共施設など、多くの人が集まる場所の建築においても重要な役割を果たしています。 適切に使用することで、火災時のリスクを大きく低減することが期待されます。 「石膏ボード」とは? 「石膏ボード」とは、建築やインテリアに広く用いられる板状の建材の一つです。 |vct| hyb| tck| awq| wjy| szx| qef| rqv| jup| lfz| eyh| rxx| kez| png| qqe| ykt| ann| zkk| zax| ztv| dgr| txq| wwy| rnv| zbp| cur| xuj| tff| ibu| qcq| dml| lxp| hwv| twb| jbr| npe| hsf| zjh| rle| ote| iwf| xqv| okc| jsu| eve| tnw| fvg| zws| eye| yds|