白磁 意味
青白磁(せいはくじ)とは、雲がかすむ春の空のような、 うすく淡い青緑色 のことです。 その名のとおり焼き物の「 青白磁 せいはくじ 」の青みを帯びた美しい肌色に由来しています。 もともとは色合いの例えとして「青白磁のような色」として使われていたものが、そのまま色名となりました。 ちなみに、色名として定着したのは近代から。 青白磁とは焼き物の 白磁 はくじ の一種で、とくに 釉薬 ゆうやく が文様の溝にたまってかすかに青緑色に見えるものを呼びます。 別称『 影青 いんちん 』。 十一世紀の北宋年間に中国の 景徳鎮 けいとくちん で作られた名品は、日本では 大名家 だいみょうけ などで大変に珍重されました。
これらは白磁とは呼ばれません。 白磁の焼成の歴史. 中国での白磁焼成の歴史は長く、六朝時代から焼かれています。焼かれ始めた頃は原始的なものでしたが、宋代の景徳鎮窯から完全な磁器質の白磁が焼かれたと考えられています。
「白磁」とは? 白磁は、はくじと読むべき言葉です。 漢字で記されたこの言葉を目にすれば一目瞭然な事でしょうが、しろいろといった意味を持っている白の漢字に、焼き物等の意味を所有する磁の漢字を組み合わせる事で誕生した言葉となっています。 以上の事から白磁は、白い素地に無色の釉を施して作られた磁器を示すのです。 より具体的には、アルミニウムとケイ酸を主成分とした白色の粘土である素地に、透明の釉を掛けて高温の還元炎で焼き上げた物に対して、この白磁の言葉が用いられています。 「青磁」とは? 青磁は、せいじと読むのが一般的な読み方です。 漢字で書かれたこの言葉を見れば理解出来る事ですが、あおいろ等の意味の青の漢字に、堅い焼き物といった意味がある磁の漢字を付け足す事で成立した言葉となっています。
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