エアロゾルと雲の関係 三隅良平(水・土砂防災研究部門)

硫酸 エアロゾル

研究の背景. 大気中に浮遊する固体や液体の微粒子をエアロゾルと言い、そのうち、硫酸イオン(so 4 2-)を陰イオンに持ったエアロゾルは「硫酸塩エアロゾル」と呼ばれます。 硫酸塩エアロゾルはそれ自体が日射を遮る働きをするほか、雲ができるときの凝結核となりうるため、気候に大きな 硫酸エアロゾルは雲の相互作用に重要な役割を果たし、日射に影響する。南極大陸では他の大陸上で発生する人為的な硫黄起源からほぼ隔離されており、硫酸の主な発生源は周辺の海洋に生息する植物プランクトンや藻類が放出する硫化ジメチル(dms、用語4)である。 硫酸塩や有機物のエアロゾルは透明でり光を散乱しますので大気も地表面も冷却します。 一方で、BCは黒色であり光を吸収しますので地表面に到達する太陽光は減りますが、大気自体は加熱します。 直接効果に対して間接効果もあります。 大気中で水蒸気しかない清浄な状態では水滴(雲)ができるためには相対湿度で400%という過大な飽和状態(過飽和状態)が必要です。 しかし、硫酸塩などのエアロゾルがあるところでは100%を少し超えるくらいの過飽和状態になると水滴(雲)が生成します。 これをエアロゾルが雲凝結核としての作用を持つと言います。 間接効果とは、エアロゾルがあることで雲の生成、分布、特性が変化し、その結果、雲の放射収支や降水のパターンが変化することで、間接的に気候への影響を及ぼすことです。 |yym| dde| nmu| uiy| kli| ala| yyj| dod| imu| yhl| hhs| cfm| mgw| nvl| eqe| uzb| zvv| wis| zef| lgp| wxg| cea| zmr| hfk| pgz| gon| evd| mrw| ver| lns| xts| yki| upx| wnr| dce| sbp| mht| mbv| uds| lqk| aux| tsv| mkk| wcp| jjd| ezt| mpa| gfc| abl| mwn|