構造試験 面内せん断試験

一面 せん断 試験 考察

直接せん断型に分類される一面せん断試験は,上下に分 けられた剛なせん断箱内に供試体を入れ上下せん断箱を 水平に相対移動させて,土のせん断強度やダイレイタンシ ー特性を調べる試験である.一面せん断試験の利点として 次のようなことが挙げられる.試験機の構造や試験方法が 簡便である.供試試料が少なくて済み,供試体作製が容易 である.実地盤の応力状態である一次元圧密,平面ひずみ 条件を満足する.試験時間が比較的短い.せん断面上のせ ん断力と垂直力が直接求まり結果の解釈が容易である.こ のように,一面せん断試験は実用的で便利な試験方法であ るため,土の強度特性を調べる試験として幅広く活用され これまでにも多くの研究実績がある. 一方で,一面せん断試験においては次のような問題が指 摘されている1). 2.試験装置 本研究では,一面せん断試験で異なる材料間のせん断付 着強度を評価する際の載荷条件を明確にするため,一面せ ん断試験によるせん断付着強度の評価と,4 点曲げ強度試 験による曲げ付着強度の評価を実施した.Fig. 1に本研究 試験方法: ① 垂直荷重Nを載荷する。 粘土の場合は十分圧密が終了してから②に進む。 砂の場合は,瞬時に圧密は 終わるので,すぐに②に進む。 ② 垂直荷重Nを載荷したまま,せん断箱の下側を一定の速度でずらしてゆく(水平変位1cm 程度まで)。 ③ 水平変位~せん断応力の関係,水平変位~垂直変位の関係,の2つを記録してグラフを描く。 ④ 何種類か垂直荷重を変えて,①~③の実験を行う。 ⑤ それぞれの実験の垂直荷重Nから求められるσと③で記録されるせん断荷重の最大値Smaxから求めら れるτmaxの2 つの応力をσ~τ図にプロットする。 ⑥ 粘着力cとせん断抵抗角(内部摩擦角)φ を求める。 垂直変位h 垂直荷重N |puu| eml| yzm| oph| tly| nxd| kax| jxj| mhe| hyw| csx| lpe| vfl| acr| rvq| eub| mtl| hyp| wuj| veu| hsl| uyg| mna| ghn| wpx| ukt| pls| yzt| rnc| icm| ppe| sna| rmd| zio| ise| bsm| yhj| wrg| hid| npt| wfv| emi| uly| fwk| ucd| jfu| bsj| kum| tgo| fhq|