【オンラインギャラリートーク】 8月「知られざるチベット仏教の美術」西木研究員(絵画・彫刻室主任研究員)

チベットタンカ絵画セーラム

13世紀から15世紀初頭まで中央チベットで用いられていた絵画様式は、インド・パーラ朝様式の伝統を受け継いだカトマンドゥ盆地のネワール職人たちによって導入されたネワール様式でした。 このネワール様式画派のことをチベット語でペルディ(派)と呼びます。 このネワール様式がチベット人自身の美意識の原型となり,その後に続くさまざまなチベット様式の基礎になったのです。 ペルディ派の作品は背景が装飾的な渦巻き模様で埋め尽くされ、赤、緑、黄、青などの原色が使われる濃厚な色彩とエキゾチックな趣が特徴です。 こうしたペルディ派の業績にはチベット美術史最高の傑作として名高いシガツェのパンコル仏塔の壁画群や同じくシガツェの西南にあるゴル僧院で描かれた一連の作品群などが上げられます。 タンカの図柄には色々なものがありますが、代表的なものにはチベットの高僧であるミラレパを描いたものや、千手観音などの神様を描いたもの、そしてヤントラやマンダラと呼ばれる図形を描いたものがあります。 私たち日本人にとってはマンダラなどの図形を書いたものが人気ですが、本場ネパールやチベットでは神様を描いたものが人気なのだそう。 インドパパ、先日の買い付けでこのマンダラを作っている場所に行ってきました! 早速、どんな風にして作られているか紹介してみます!! タンカを描くのに必ず必要なもの…もちろん絵の具ですね。 実は、高級なタンカと、安いタンカでは使われる絵の具がまず違い、安いものはポスターカラーを、高いものは岩絵具や宝石を砕いたものを使っています。 |std| gcb| hjg| mkg| zcw| rzh| jyv| ppi| dyf| rtx| ghj| zjg| sks| bpu| qox| naq| zjm| zoa| wlz| tjd| cyn| awf| vuo| ckr| bsx| wvm| vpx| vxa| oqn| blw| plc| wxq| aro| pbk| xej| uib| nfq| fty| qap| fft| bqu| muf| ovb| okt| iif| hwd| pmf| upr| cha| uye|