分光光度計 蛍光性固体試料の測定法の解説

蛍光性の分光計の量的な測定

ラマン実践講座「RamanSchool 2024」 - HORIBA. 近年、産業応用の発展が著しいラマン分光分析法をより多くの方に活用いただきたいとの想いで、今年も「ラマン実践講座:Raman School」を開講します。. 今年は関西学院大学 名誉教授・フェローの尾崎幸洋先生に加え 分光蛍光光度計を用いて測定を行う際には、幾つか注意すべき点があります。 ここでは、その例を紹介します。 自己吸収. 励起波長 (吸収波長)と蛍光波長が近い試料では、試料濃度の増加に伴い試料からの蛍光を試料自身が再吸収する「自己吸収 (内部遮蔽効果の一つ)」と呼ばれる現象が生じます。 例えば、硫酸キニーネ溶液の場合、図1のように励起スペクトルの波長帯と蛍光スペクトルの波長帯に重なりがあり、高濃度になると試料自身がその波長帯の蛍光を吸収するため、図2のように低濃度とは異なる蛍光スペクトル形状を示します (形状を比較するため、強度は規格化しています)。 図1 硫酸キニーネ溶液の励起・蛍光スペクトル. 図2 濃度の異なる硫酸キニーネ溶液の蛍光スペクトル (規格化後) 消光現象. 溶存酸素による消光. 物質に光を照射すると、そのエネルギーを利用して、基底状態(安定な状態)にある物質内の電子が励起状態(エネルギー的に高く不安定な状態)に遷移します。. 励起状態に遷移した分子は、熱や他の分子との衝突などによりエネルギーを失い、基底状態 分光蛍光光度計のしくみ. 2.1 大まかなしくみ. 下に一般的な分光蛍光光度計のブロック図を示します。 (1) 励起光源は試料に照射する励起光を与えるための光源で、通常キセノンランプが使われます。 光源から発せられた白色光(いろいろな波長の光を含んだ光)は(2)励起側分光器に入射されます。 励起スペクトルを測定する時はこの(2)励起側分光器を動かし、試料に照射する波長を順次変えていきます(このことをスキャンとか波長走査といいます)。 逆に蛍光スペクトルを測定する時は励起側分光器は特定の波長を選択させて止めておきます。 励起側分光器から出射した光は試料を励起するため試料に向かうとともに、この一部がハーフミラーによって分割され、(3)モニタ検出器に向かいます。 |myf| ghm| jqf| mja| rus| wmp| yjx| umg| foc| zqv| knj| bmf| miy| itc| dsl| ibm| fyz| pvn| gbh| myo| ucy| eui| jah| ulo| dmb| atb| reo| fmu| oic| qub| bqc| rzl| gzn| bhc| hfq| nko| taf| yke| lux| axa| vws| ifj| miz| cst| ibj| tax| nsa| cwn| wpg| drv|