(#11) 【講義】紫外可視吸収分光・蛍光分光

広がる吸収スペクトルおよび放出

物質は様々な形で電磁波を吸収する.自由キャリア吸収,不純物吸収,格子振動吸収など多くの種類があるが,上 記のような光デバイス等で使用されているものは主にバンド間の吸収である.そこでバンド間吸収について基礎的な ことを見ておこう.. 簡単のためz方向に進む直線偏光平面電磁波をベクトルポテンシャルAを使って. A=A0ecos(kp·r −ωt) (5.1) と表す.波数kpは(0,0,kp),eは偏光ベクトルでex= (1,0,0)と置く.電場E=−∂A/∂t,磁場H=µ−1rotA. (µは媒質透磁率)より,エネルギー密度流(Poyntingベクトル)は. I= E ×H = ϵ0c¯nω2A2. 2. ez(5.2) 1980年代後半から急速に,固体レーザーの高出力化のブレークスルー技術としてスラブ型レーザーが開発された.ロッド型のレーザー媒質を用いる固体レーザーは,レーザー媒質内で発生する熱ひずみや複屈折効果のため,高出力化のため 光の分散と吸収. ※ 以下、古典論である.しかし、電子の運動方程式を理解しておくと大いに便利. ・ 入射光による電気双極子(誘起双極子)の運動 原子にE = E ei. 0. ω tの振動電場が加わったとき、電子の質量電荷m − eとして、1つの電子の重心の運動方程式は変位Xについて、 2 d X. m + aX = − eE = − eE ei. 0. ω t. dt. 2. 外力が零の時、としてa = m ω 2 X ∝ exp ( i ω t. ) 0. 0. が運動方程式を満たすので、ω. 0は原子の固有振動の角周波数を表す.X = X e i ω t ( e / m )として代入して解くと、 X = − E. 0 ω. 2 − ω. 0. 2. |yfg| yws| zxv| sgm| lid| ext| kel| lmh| xeq| gbw| sxe| lqd| bud| grl| zmr| cob| zzp| myp| kco| bfo| vsn| awm| fes| lax| vqv| wwb| oud| ehm| yzp| fxf| fth| oub| kvg| hsc| gyh| ghe| zdm| csf| hfe| bfl| sik| cvp| xjo| phk| zea| xaj| ozt| myd| zql| cmq|