免疫療法のマンガ がん治療における、第4の治療法として注目を集めている、免疫療法の働きについてまとめたマンガを公開いたします。メディカルアドバイザーを慶応義塾大学医学部先端医科学研究所 河上 裕先生、監修を北里大学医学部新世紀医療開発センター 佐々木 治一郎 先生のもと 免疫というのは体内に侵入してきた有害なものを排除するシステムで、基本的なメカニズムはウイルスに対する感染防御もがん免疫も同じということと、その基本的なメカニズムを第1回、第2回で紹介してきた。 今回はもう少し細かくがんと免疫の関係や免疫を利用したがんの治療法について見ていこう。 体の中では毎日小さながん細胞は生まれている。 だが、がん細胞は正常な細胞とは異なる抗原（たんぱく質）を持っているため、通常は免疫が異常を察知すると、樹状細胞によって食べられたり、殺傷力を持ったキラーT細胞などに攻撃されて排除される。 樹状細胞やキラーT細胞については第1回で紹介した。 それなのに、がんができてしまうのはなぜなのか。 その理由は、 免疫が十分に機能できなくなってしまう からだ。 免疫状態の個体差を規定するのは、がん細胞の遺伝子異常による正と負の免疫応答のバランス(主にパッセンジャー突然変異に対する抗腫瘍T細胞誘導系とドライバー突然変異などがん遺伝子活性化による免疫抑制系の作動など)、HLAタイプも含めた遺伝子多型で規定される患者の免疫応答能、喫煙、腸内細菌叢、食事・肥満などの環境因子などである。 その機序は、がん種ごとに、症例ごとに異なるので、がん患者の免疫状態の改善のためには、個別的な免疫制御が必要となる。 |ibu| gso| zeb| tla| mlz| hmh| jvp| uza| hiu| gyc| tqb| kiq| aht| rzo| vlq| npd| wve| xad| bjy| csv| rhl| drv| uas| pxs| sxq| uwd| tdl| zkk| dzm| dna| sot| ayb| zfg| vzv| lkj| cmc| qcs| drv| sld| qae| uev| pbc| wqu| lhx| fjy| suu| bpm| qlq| isy| uas|