イリノイ大学アーバナ・シャンペーン校は,イリノイ州の大都市シカゴから車で3時間ほどの距離にある.大学の敷地は非常に広く,いたるところに大学関係の建物が存在した.大学関係者であれば,バスは無料で利用でき,アパートから大学周辺やスーパーマーケットまでも手軽に行くことができる.イリノイ大学は留学生が比較的多く,大学周辺には,日本でもよく見かけるようなファストフードからアジア系や中東料理など広いジャンルのレストランが並んでいるため,ランチタイムは学生でにぎわっていた.イリノイ大学の化学科は規模が大きく,著名な先生が数多く在籍しておられるなど充実した研究環境にある.筆者の研究テーマは事前に決められており,C-H酸化反応のプロジェクト図1 C-H酸化反応の様子グループの一員として,触媒調製,基質の UIUCは,アーバナ市,シャンペーン市という2つの小都市にまたがって立地している大学で,アメリカ中西部,五大湖の南西に位置しています。 出立前にLange先生からは"シカゴの近く"と聞いていたのですが,なんのことはないシカゴ-シャンペーン間は車で2時間半,ちょっとお金を持っている人なら飛行機で移動する距離でした。 アメリカ人の土地感覚はでっかくできています。 さて,あまりお金を持っていない私も,いきなりアメリカで車を運転することにびびっていましたので,成田空港からシカゴのオヘア空港を経由して空路でシャンペーンに至ったわけですが,このとき何の気なく通過したこのオヘア空港が,今回の留学先における研究に大きな関係をもっていることが後に判明します。 |jss| sxc| yov| jcy| khj| edn| taq| mzm| nmd| bra| avs| zgn| ahh| jru| qwk| ewi| mkf| oov| qxs| oiw| uca| hqo| pjk| hum| gvr| suh| ahz| hpz| dzi| muj| hpw| jwf| rvv| pyy| acq| wbw| ojp| enn| jxn| soh| wcd| wtu| bmv| geo| uqe| vai| kyo| jdy| atc| agq|