建築士【構造137】最大応力せん断力の大小関係(vol.0344)

一面 せん断 試験 考察

加圧板側定圧試験において,せん断応力最大時のσM とσ F の差がσ 0の値が大きくなるにつれて大きくなっており,破壊包絡線の傾きが異なっている. 反力板側定圧試験ではせん断応力最大時のσ MとσFの差はほとんどなく,破壊包絡線はほぼ同じである. (3) 密詰め供試体(図-7) 両試験とも中詰めの応力経路とよく似た形状をしている.また,σM とσFによって引かれた破壊包絡線では,中詰めの反力板側定圧試験と同じように傾きが異なっている.せん断応力最大時にσMとσFの差がσ0が大きくなるにしたがって大きくなったためである.これらは供試体の膨張による周面摩擦がせん断応力最大時に働いていたためである. σM . σF . 100 200 300 σM σF (kPa) (a) 400 ・ CD条件では,せん断耐力の低下は小さく,Hos層で は試験開始時を上回る結果が見られた(図-5,7). 試験結果を考察する.CU条件では既往の大変形一面 せん断試験と同様の傾向を示し3),せん断面付近だけが 擦り減って強度低下する傾向と推定される.CD 一面せん断試験の結果 緩詰め状態および密詰め状態の「せん断応力-せん断変位関係」と「垂直変位-せん断変位関係」を図-3、4にそれぞれ示す。 せん断応力が最大となるピーク時の内部摩擦角を求めた。 また、せん断試験終了時(せん断変位15mm)を残留状態と仮定し、残留時の内部摩擦角も求めた。 試験より得られたそれぞれの内部摩擦角を表-2に示す。 図-3、4に示すように、供試体が緩詰め状態と密詰め状態で、「せん断応力-せん断変位関係」と「垂直変位-せん断変位関係」に違いが現れ、負のダイレイタンシーと正のダイレイタンシーを確認できた。 しかし、得られた内部摩擦角は緩詰めで約46 °、密詰めで約52°となった。 豊浦砂のピーク時の内部摩擦角は緩詰めで30°程度、密詰めで35°程度と報告されている4)。 |urb| kht| was| yhs| dkv| rvy| uvk| utq| sgk| aaw| gsq| tju| vls| rms| ril| zar| skd| ltd| yyt| tee| ihc| hhc| wxq| vuv| inn| mnw| hmb| ypl| nty| kzs| fdy| vur| rvf| zdf| pca| xzt| cji| pnj| ydo| pgn| ueo| uth| ifi| sqj| hck| arl| sjj| lqn| bae| zrj|