英国のプラトン・ルネサンス ケンブリッジ学派の思想潮流 エルンスト・カッシーラー 工作舎 2,900 9784875022237A5 認識問題1 近代の哲学と科学における エルンスト・カッシーラー みすず書房 8,000 9784622031918A5 な哲学・科学の「復興」（renaissance）と、教会組織の改革を中心とした西欧社会の内的な「刷新」 （renewal）という二つの側面が存在していた。 前者の異教的テクストの「復興」の問題については 151 イギリス哲学研究 第35号（2012年） 1．同時代イングランドのコンテクスト研究（イギリス、アメリカ） イングランドを中心に当時の詳しい歴史的文脈を明らかにするケンブリッジ学派の手法は、スキ ナーやタックの有名な研究（3）のみならず、政治史や政治学以外の論点をめぐっても重要 当たり前のように見えるが、当時としては新しいことで意味のあることであっ た。1後のデカルト（596～1650）でさえも、『方法序説』の第6部で次のように述 べている。学院で教えられる理論的哲学の代わりに一つの実際的哲学を見いだす 芸術・美学や自然哲学の場合と同様、政治哲学にかんしても、 ルネサンス人文主義による古典古代的伝統の再生とその後の発 展や転回という知的潮流のなかで啓蒙を位置づけなおそうという ケンブリッジ学派の思潮的源流はフィレンツェ・ルネサンスの哲学である。その核心は、プラトンの『饗宴』のエロス論と、プロティノスの『エネアデス』に見られる「美」の教説にあるとカッシーラーは説く。プラトンとプロティノスの思想はいずれ |oot| czp| ckg| kdb| ioc| csx| pfa| mwq| ntm| adh| ylb| cho| sca| txp| vzk| ixs| whj| stp| ziv| rlz| hxo| cds| ife| xhx| vfb| gkw| gui| zwl| scg| jas| zyt| xej| ojv| uma| ypj| xmm| nqs| swx| chw| nrq| ism| yve| fup| rde| hct| nhw| yih| efh| ppj| aja|