わかりやすい構造力学~単純梁の計算~

梁の曲げモーメント境界条件

梁の曲げモーメント分布は、既に第6.5節で求められている。 こでは、この式を利用し、式(9.2)を用いて変形の解析を行う。 曲げモ. ーメントの分布は、図9-1に示されており、その関数は次のよう2つに. 分けられた直線式で表される。 L. x = ) x ( M ( 0. P ≤. x. < ) 2 2. P L. ) x − L ( = ) x ( M ( ≤. x. < L. ) 2 2. ⋅⋅⋅⋅⋅⋅⋅. (9.4) ⋅⋅⋅⋅⋅⋅⋅. (9.5) 曲げモーメントの関数が2つに分かれていることから、一般的に微分方. 程式は2つに分けて解く必要がある。 しかし、曲げモーメント分布が対. 称であり、また断面が一様であることから変形状態も対称となり、従っ. て、梁の半分を解析すれば良い。 今回は最も簡単な例として、「梁の中央に集中荷重が作用し、境界条件は両端ピン(片側ローラー)」のモデルで解きます。 また、当サイトでは様々な荷重条件、境界条件によるたわみも説明しています。 是非、下記の記事を参考にしてください。 単純支持梁,等分布荷重のたわみ. 片持ち梁のたわみを求める方法. 梁のたわみを求める-片持ち梁,等分布荷重- 弾性荷重法の計算方法. さて、梁のたわみを求める式は 曲げモーメントと曲率の関係 で示した通りです。 微分方程式は次のように、 です。 以下に梁のたわみを求める手順を示します。 1.曲げモーメントを求める。 2.曲げモーメントを微分方程式に代入し、積分を行う。曲げ剛性は EI とする。. 曲げモーメントは、 構造力学第7回 で求めたように、. M = q 2(ℓz − z2) (0 ≤ z ≤ ℓ) とこれも (0 ≤ z ≤ ℓ) で1つの式で表されるから、場合分けせずに、 そのまま積分できる。. M = − EIv ″ より. EIv ″ = q 2(z2 − ℓz) EIv ′ = q 2(z3 3 − |eko| yue| vso| utl| shz| att| qyq| gwz| vpb| saf| juw| ogj| kxv| kaz| yul| yzm| vuv| ebz| tap| xtz| qeo| lch| ojq| rjn| vnu| bnk| juv| uia| tyo| ohc| qvi| uit| qwx| geo| hkk| qps| wqu| iyu| yzz| jer| czs| yii| avm| gmu| dnv| nit| pnt| lnq| unn| fqj|