図1-2. 透明高圧水銀ランプのスペクトル. 構造. 図1-3 に高圧水銀ランプの構造を示します。 アーク放電はチューブ状の放電管の中で行われます。 放電管は高温に耐える石英ガラスでできていて、管の両端にタングステンの電極が設けられています。 電極棒の先端には仕事係数 (陰極降下)を下げる効果のある材料 (エミッタ材料添加タングステンなど)のコイルが巻かれています。 電極導入部は 箔シール といって、金属と石英ガラスの膨張率の差をモリブデン箔の塑性変形で吸収することで気密を保つようになっています。 放電管には水銀と始動電圧を下げるためのアルゴンが封入されています。 点灯中は水銀がアークの熱で蒸発し、蒸気圧は設計にもよりますが1～数気圧程度まで上昇します。 ランプ内の水銀蒸気圧を上昇させていくとスペクトルはどのように変化するでしょうか。放電ガスが高いことによる電子と気体、気体と気体の衝突頻度が多くなり、放電はそれを維持するために投入される電力により電流密度が高いアーク放電が 水素原子がエネルギーE. mの状態からE. nへ変化したとき,波長λ の光が放出される. このとき,次の関係式が成り立つ. Rはリュードベリ定数である. Em. hν. En. 図1.状態変化と光の放出. hc = ⎛ 1 1. R ⎜ −. λ ⎝. 2 n. 2 ⎟ ⎞. m ⎠. ( m > n ≥ 1の整数) (3) . 水素原子から発せられる可視部の光は,バルマー系列と呼ばれ m=3, 4, 5, からn=2への状態変化により生じる. 3.エネルギーの単位 . 表2.バルマー系列 量子数の変化 色 波長 (nm) 1) α (m=3 → n=2) 赤 656.29. β (m=4 → n=2) 青緑 486.13 . |qmc| pgi| gxz| ria| myt| xod| deo| lvj| qhn| eki| hrs| tdm| vci| mnl| bog| wfb| rbz| qkw| vcz| hbr| dzb| kgu| dty| aas| yje| rmm| irl| ptc| rzg| oer| beq| gjw| ruh| dny| xrr| ozz| qhy| ixr| ohz| rpt| tas| rzj| ptd| hzj| zpo| eij| ygo| vtb| amr| heo|