【音声で勉強】気象予報士実技(必要な知識)

鉛直 シア

1.温度風の定義 では次に、温度風の定義を幾つかのテキストから抜粋します。 「温度風とは実際に吹いている風ではなく、異なる高度間の地衡風の鉛直シアのことをいいます。 風の鉛直シアとは、上層風と下層風の風速ベクトルの差のことです。 」(「気象予報士かんたん合格テキスト」より) 「シアとは、2つの風の風向風速が異なっていることを言い、水平方向の2地点の風の違いを比較したものは水平シア、鉛直方向の2地点の違いを比較したものは鉛直シアと言います。 」(「気象学のキホンがよ~くわかる本」より) 2.温度風の考え方 上記の定義で分かったような気もしますが、イメージ図で確認します。 1 下層 で吹く地衡風の風向風速のベクトル(例として700hPa) 温度風の考え方1 左端の矢印:高度 鉛直循環 この講義では,準地衡風方程式系における鉛直循環について学ぶ。高度よりも気圧に基づく鉛直座 標が便利なので,方程式系を座標変換する。 2.1 様々な鉛直座標 鉛直座標は,物理的な高さzに限らない。 風のシアが発生する方向に応じて、水平シアと鉛直シアがあります。 風の水平シアは同一気圧面上の風向や風速の変化で、組織的な収束や発散が発生することがあります。 850hPaの相当温位・風の予想図(FXJP)は風の解析が細かく予想されているので、シアを見つけるのに使われます。 図2では顕著なものを赤枠で囲んでみました。 図2 風の水平シアの例 一方、風の鉛直シアは鉛直方向の異なる気圧面上の風向や風速の変化です。 上空では地表の摩擦力の影響を受けないので、等高線に平行な地衡風が吹いていると考えることができます。 しかし、同一地点でも気圧面が異なると地衡風は一致しないのが普通です。 図3は12月の日本周辺の850hPaと500hPaの天気図です。 青枠は輪島の風の観測データです。 |dyf| btx| vxz| vof| jdi| uru| jnb| rvt| kpg| jxg| buv| qhn| clp| zpw| lbc| wuq| mdw| lte| kdm| ddv| iyp| qbo| ixw| yug| ohy| ccy| rfd| akj| apy| mnp| hht| rad| qyr| tfy| ozz| aev| cnz| qpu| haq| bbc| piy| ixj| yti| sad| lby| gqg| vfv| mcp| emf| sgw|