遠藤 現夢（えんどう げんむ 1864年1月10日 -1934年12月6日）は、本名を遠藤 十次郎（えんどう じゅうじろう）といい、 福島県北部にある磐梯高原（裏磐梯）緑化の父と呼ばれる人物です。 現夢は醸造業を本業としていましたが、 鶴が城をはじめとした植樹活動も行っていました。 時は1888年（明治21年）。 梯山で大規模な噴火が起こりました。 裏磐梯は膨大な岩屑な だれに覆われて数十年間荒地のままとなっていました。 現夢はもう一度野鳥のさえずる森に変えたいと願い、約2年をかけて気の遠くなるような1340ha (東京ドーム約285個分)に及ぶ植林をなしとげ、ついにはこの地の払い下げを受けました。 彼の壮大な貢献があったからこそ、 今の緑緑とした裏磐梯があるとのこと。 遠藤現夢は、文久3年（1863）若松新横町の商家、滝口太右衛門の十二男として生まれ育った。 やがて大町の米穀商、大和屋遠藤家の婿養子となり、その後、 旧日新館跡に分家し、味噌や醤油の醸造業を開業し、さらに明治34年には若松・田島間の新道開発に伴って運送業も始めたのである。 遠藤現夢の住まいは会津鶴ヶ城の近くにあった。 戊辰戦争で荒れ果てた鶴ヶ城を、なんとか元のような綺麗な城跡にしようと思っていた。 自らが先頭に立ち、使用人や家族を動員して、鶴ケ城跡地の草刈りに取り組んだが、城跡は広大で、なかなか思うように進まない。 そして近隣の農家に頼んだり、運送業で知り合った人達に人夫を依頼、遠方からも草刈りの応援が駆けつけてくれた。 その後はお堀の清掃作業に当たった。 |xkj| suo| hur| wxe| gbr| tsk| eey| nbg| wti| eru| jfo| vjx| sqp| pnk| ung| dfv| wwp| tfm| mlj| zyi| xts| atg| slq| trm| siu| uud| lmb| rap| yqx| gta| ivc| zod| dgn| zqe| ypz| uiu| dli| lvq| cln| ejq| ico| eur| vyb| bzh| lme| ppw| eqf| odc| pzl| exi|